エンゼルフィッシュは、熱帯魚のなかでは飼いやすい魚と言われていますが、何かの原因で親が子を食べてしまったり、子が親をつついてしまったりすることがあるようです。
何が原因で、どのような状態でそうなるのか?
そうなった場合どうすればいいのでしょうか?
調べてみました。
エンゼルフィッシュの親が稚魚を食べる?
エンゼルフィッシュは産卵後、親魚の周りを一緒に泳ぎます。
親魚もある程度の子育てを楽しみますが、1~2ヶ月過ぎたころから親魚が、何かのストレスで子供を食べてしまったりすることがおきてしまいます。
子育てのストレス・親魚の未熟な一面ともいわれますが、はっきりとした原因はわかりません。
稚魚となれば、小さくて周りを動き回りますから餌だと勘違いして食べるともいわれます。
それとは別に、稚魚が親魚をつつきはじめるということもおきます。
稚魚が空腹時に親魚をつついてしまい、そのことによって親魚が弱ってきます。
そうなると早急に隔離して水槽を移してあげましょう。
他の魚と一緒でも、大きい魚がいると食べられてしまいますし、大きくなると水槽が手狭になりますので稚魚だけの水槽に移してあげたほうがいいでしょう。
そのころに、隔離して水槽を移すことをおすすめします。
まとめ
エンゼルフィッシュの親は稚魚の世話をしますが、稀に飼育環境等が原因で稚魚を食べてしまうことがあります。
水質の悪化や親魚のストレスなど原因ははっきりしていませんが、そのようなことになってしまいましたら、すぐに隠れ家になるような場所を作ってあげてください。
そして水槽を隔離したほうがいいです。
隔離した場合は、数か月(生後4か月くらい)で親魚と同じくらいの大きさになりますので、もう食べられる心配はありません。
水槽が手狭でなければ、同じ水槽にもどしても大丈夫です。
ただし、エンゼルフィッシュは成魚となると、小型とは言えない中型サイズになります。
小さな水槽に大きなエンゼルフィッシュが複数飼育されている姿は観賞用としても美しいとはいえない光景です。