ベタを飼い初めてはじめて水槽に糞があるのを目にして、糞が大きい、色が変!?と思われることはないでしょうか?
不安になる方のためにベタの糞についてお話しします。
ベタの糞
糞の頻度は?
ベタはストレスに強いとされていますが、生き物ですから、環境が変わったり、水が良くないとすぐに便秘になってしまいます。
健康であれば、エサをやれば次の日には糞が出ますが、何日も、下手をすると何ヶ月も出ないこともあります。
糞の大きさは?
ベタの糞は金魚やメダカとは違い、渦状にまとまっています。
いわゆる巻いた状態のものが、水槽の底に沈んでいきます。
ベタには胆嚢がないので、エサの色がそのまま出てきます。
そのため、ベタが間違って糞を食べてしまうこともありますので、糞を見たらスポイトで吸い出して水槽から片付けましょう。
便秘はベタにとっても健康に良くないことです。
糞をしているか、出来る限りこまめにチェックしてあげて下さい。
糞の大きさは、エサの量にもよりますが、米粒から小豆大までの大きさとみてください。
また、まれに細い糸状の糞をする子もいます。
糞の色は?
初めてベタを飼われる方は糞の色が気になります。
金魚などのポピュラーな魚の糞を想像してしまいがちですが、ベタの糞はそれらとは少し違います。
前述のとおり、ベタの糞の形は渦状で、エサの色がそのまま出るのです。
ベタのエサとしてポピュラーなひかりベタを食べさせている場合、エサの色そのままのオレンジになり、藻や水草をたべれば、黒っぽい色。
エビなどの動物性のエサを食べれば消化不良で白くなります。
この白い糞をした時は、健康状態に注意が必要になります。
水質が悪くなったり、温度が適切で無い場合や、食べすぎ、寄生虫など、様々な原因が考えられます。
まとめ
ベタは食べたものにより糞の色が変わってしまいます。
また、消化不良を起こしていると白い糞になり、注意が必要です。
環境の変化によるストレスで便秘になることもありますので、よく様子を観察し、出来る限り糞はスポイトですべてきれいにに取り除いてあげましょう。
水を清潔にして、温度を適切に保つのが、ベタにとってはとても大切なことです。
丁寧に世話をしてあげれば、その分長生きしてくれますよ。