野生化したグッピーと聞けば、ワイルドな顔をもち、ワイルドな泳ぎをするグッピーが日本のどこかに住んでいるのだろうか。
ふと、こんな想像をしてしまいますが、心ない飼い主さんがいて、増えすぎたグッピーをあちらこちらの川に捨ててしまっているのかもしれません。
どの場所へ行けば、野生化したグッピーに会えるのでしょうか。
野生化したグッピーに会える場所はどこ?
野良化したグッピーは、実は、日本のあちらこちらで見ることができます。
例えば、有名な場所では、伊豆、箱根、別府等の温泉街になります。
温泉の温かい湯が流れており、グッピーが暮らしやすい水温となっているのかもしれません。
特に、伊豆下田市にある連台寺温泉は有名です。
湯量が豊富な温泉地で、カラフルな尾をもったワイルドグッピーがたくさん捕獲されているとのことです。
その他にも、工場の排水が流れるエリア、高速道路があるエリアでも、野生化したグッピーを見ることができるとのことです。
ちなみに、有名な川は、東京多摩川、大分県別府にある亀川と春木川になります。
日本各地の場所に住む野生化したグッピーに身体的特徴はあるのか?
日本各地に住んでいる野生化したグッピーのもっとも大きな身体的特徴は、短尾化になります。
但し、すべてのグッピーに見られるわけではありません。
なぜ、短尾化となったのか。
その理由は、売り物にならないグッピーを安易な考えで川に捨てる人がいるからです。
グッピーには個体差があり、色の出方、鱗の形状等、丁寧な飼育を行えば、綺麗な尾をもったグッピーが育つという楽しみがありますが、思うように育てなかった場合、その後の対応に困って捨てる人も少なくありません。
このような理由から、現在では日本全国各地で野生化したグッピーを見るようになってしまったと言われております。
まとめ
野生化したグッピーを勝手に捕獲し、もって帰っても良いのでしょうか。
答えは、イエスです。
欲しい数だけを捕獲してもって帰り、きちんとした環境で飼っている人もいらっしゃいます。
小さな命、1匹でも2匹でも、大切に育ててくれる人が増えて欲しいものですね。