タナゴは日本淡水魚の中で群を抜いて婚姻色が美しいと言われている魚ですが、金魚もフナの仲間としてその美しさ日本を代表してきた魚です。

この美しい2つの魚の混泳はとても魅力的です。

今回は、タナゴと金魚との混泳とエサについ紹介いたします。

タナゴ 混泳 金魚 エサ

タナゴと金魚との混泳は?

タナゴは基本的に、他の魚にちゃっかいすることはないですし、また性格もおとなしいので、混泳に向いている種類が多いです。

金魚も、種類によって混泳向きの金魚とそうでない金魚がいます。

混泳の基本は互いがエサにならないことです。

つまり、力が対等である事が大事になってきます。

例えば、同じような大きさであっても、泳ぐスピードに差があれば、これは力が対等ではないという事になります。

金魚とタナゴを混泳させる場合は、金魚は和金、コメット、朱文金などがおすすめで、タナゴの方はゼニタナゴが単独でも飼育が難しいのと、アブラボテは気性が荒いので避けた方が無難です。

後はその時の大きさが違わなければ可能です。

但し、金魚は相当大きくなります(30cm)ので、水槽の大きさにも注意して下さい。

金魚は水槽の大きさによって、その成長が決まると言われています。

(少しかわいそうですが)タナゴは大きい物でも12cm位です。

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タナゴと金魚のエサは?

タナゴは基本雑食なので、何でも食べます。

活き餌でもミジンコなどはどちらも食べます。

但し、タナゴは動くスピードが速いので、金魚は小さいと負けてしまうので注意が必要となります。

タナゴは市販されている金魚用のエサでも食べます。

中には、「タナゴ、金魚用」といったエサもあるのでそちらがいいでしょう。

タナゴの婚姻色をきれいにしたいのなら、色揚げ用のエサもありますのでそちらも検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

タナゴと金魚、どちらも観賞魚としては有名で、飼いやすいと言われています。

混泳の際には、水槽の温度も重要な要素で、金魚は15~28℃が適温と言われ、タナゴの場合は20~28℃が適温の種類が多いので、タナゴの生育環境温度に合わせればいいでしょう。

上手に混泳できると、タナゴの婚姻色と金魚のあでやかさのコラボが見られるかもしれません。

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