タナゴに限らず生き物を飼育するということは、その生き物に対して責任があり、その生き物が少しでも快適に過ごせるように良い環境を整える必要があります。

それはアクアショップから購入したタナゴでも、自分で釣り上げたタナゴでも同じです。

食べ物も住む場所も気を配って、最後まで面倒を見てあげなくてはいけないのですが、昨日まで元気に泳いでいたタナゴが今日は元気がなくなっていたり、餌を食べなくて困ったりと、原因が分からず飼い主は気をもむことも少なくありません。

こちらではタナゴがなぜ餌を食べないのか原因と対策を簡単にご説明します。

タナゴ 餌 食べない

タナゴが餌を食べないのはなぜ?

飼い始めたばかりのタナゴが餌を食べない場合は、まだ環境に慣れていないため警戒していたり、怯えていることが原因ということが多いので、あまり心配する必要はないでしょう。

できるだけ静かな場所に水槽を設置して、慣れるまで様子を見てあげてください。

その際には気になるからといって、1日に何度も水槽を覗かないようにしてあげてください。

ただ昨日まで元気に過ごしていたタナゴが急に餌を食べないときは、原因を確かめて解決する必要があります。

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タナゴが餌を食べない理由には水温が急激に下がってしまった、水質が悪化している、病気の発生、または水槽にタナゴと相性がよくない生き物が入ってきた、餌が合わないなど様々なことが考えられます。

これらは餌やりをしながら観察していれば、水槽内の環境の変化に気づくことができます。

水温が低下していればヒーターなどで徐々に水温を上げていく、水質悪化なら水換え、病気なら薬浴などの治療をほどこす、新しい生き物などを入れたのなら他の水槽に移す、餌を見直すなどちょっとした対策で、タナゴの元気が回復することもありますので、色々と試してみることをおすすめします。

まとめ

環境の変化で食欲が落ちることは人間でもよくあることですので、安全で危険がなく、快適な場所だと分かれば自然と食欲が出て元気に泳ぐようになるでしょう。

その他の原因もそれに合った対策をすれば餌を食べてくれるようになるのですが、水槽内の環境悪化と病気の発生には密接な関係があります。

病気が原因で餌を食べないのなら、病気の治療と同時に水槽内の環境を改善することも必要になるかもしれませんので、日頃から水槽内を観察することは大切なことですね。

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