ディズニー映画の「ファインディング・ニモ」から有名になり、飼育する人も居るようです。

オレンジ色に3本の白いラインが特徴で、外敵から身を守るためにイソギンチャクと一緒に生活していますが、初めて飼育するという人は何が必要なのかわからない人も多いのではないでしょうか?

今回は、初心者でもできるカクレクマノミの飼育方法についてご紹介します。

カクレクマノミ 飼育 初心者

初心者でも簡単!カクレクマノミの飼育方法は!?

  • 水槽の準備

カクレクマノミの数によって水槽の大きさを変えます。

2匹なら30cmの水槽、4匹なら45cmの水槽、5匹なら60cmの水槽が目安となるそうです。

水槽が小さすぎると水質環境が悪化する原因となるので45cm~60cm程の大きさの水槽が良いそうです。

  • 海水

天然の海水を準備するのは大変なので人工海水を用意します。

水道水に人工海水の素を溶かすだけなので簡単ですが、濃度があるので比重計を用意して海水の比重を計りながら行います。

  • フィルター

水質を保つためにはとても必要なものです。

カクレクマノミの糞や餌の食べ残しから出るアンモニアを分解し濾過してくれます。

水槽は大きくなるほど強力なフィルターが必要となり、金魚などの淡水魚の水槽よりも海水魚の水槽には強力なフィルターが必要のようです。

  • 照明

照明は水槽の中を照らすだけでなく、サンゴやイソギンチャクにはなくてはならないものです。

カクレクマノミにはイソギンチャクが必要なので、照明も付けてあげます。

  • クーラー・ヒーター

水温は常に26度前後を保たなくてはならないので、冬は水温をあげるために、夏は水温を下げるためにクーラーやヒーターが必要となります。

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水槽にフィルターなどの設置が終わったら!

底にライブロック、サンゴ砂を置き海水を入れます。

その後、すぐにカクレクマノミを入れるのではなく、水合わせする必要があります。

カクレクマノミを購入し、その袋のまま水槽に30分ほど浮かべ水温を合わせ、ビニール袋に入っている水ごとバケツに入れ、水槽の水を少しずつ入れて合わせていきます。

水換えは2週間を目安に行います。

バケツに人工海水を作って置き、水槽の中のコケなどは摂って置き、水を2/3程抜いたら人工海水を入れて水合わせをします。

水槽は、直射日光の当たらない場所に設置します。

まとめ

今回は、カクレクマノミの飼育方法についてご紹介しました!

カクレクマノミを飼育するには、小さな水槽よりは大きめの水槽を用意したほうが良いようです。

初めて飼育するという人は、水槽の立ち上げがとても重要になります。

水合わせに失敗してしまうとカクレクマノミが弱ってしまう原因にもなります。

しかし、他のクマノミに比べてカクレクマノミは丈夫なので初心者の方にオススメの海水魚です。

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