ドジョウの養殖を始めてみたいけど、養殖方法や餌についてわからないという方もいるのではないでしょうか?
農業従事者の高齢化に伴い、各地で休耕田が増えていて、その遊体農地を生かして全国各地の水田でドジョウの養殖の取り組みが広がっています。
この機会にドジョウの養殖をしてみたいとお考えのかたもいるのではないでしょうか。
ドジョウの養殖方法や餌について調べてみましたので、宜しければ是非参考にしてみて下さい。
ドジョウの養殖方法はどうやって?
ドジョウの養殖方法ですが、水田で育てる方法と、屋内で育てる方法があります。
水田の場合は泥が多く、酸素が豊かで、植物プランクトンが発生する水深が浅い水田が適しています。
屋内で養殖の場合は大きな水槽が必要です。
ドジョウを養殖している人で廃校になった学校のプールを利用しているという方もいます。
その土地が温泉地の為、温泉水を引いて養殖しているとの事です。
ドジョウは本来泥の多い場所を好むのですが、ドジョウの養殖においては泥を使わずにコンクリートの水槽で育てていく場合が多いようです。
稚魚、幼魚を仕入れ、大きくしていき、産卵し繁殖・増殖していきます。
水質のチェックも毎回必要です。
ドジョウを養殖する際の餌について
ドジョウを養殖する際の餌はどのようなものを用意すればいいのでしょうか?
餌はドジョウ専用の餌や養殖魚用の餌があります。
またワムシや小型のミジンコなども餌として良い様です。
ドジョウは本来沈んだ有機物や、泥の中の小動物を食べて暮らしています。
ただ養殖のドジョウに関しては、天然発生のものでは満足しないので人工飼料が良い様です。
ドジョウは雑食で何でも食べるので、とにかく沈む餌ならなんでも良いそうです。
ドジョウの餌は大型ショッピングモールやデパート、ネットで購入ができます。
また、ドジョウの泥臭さをなくすため、独自の価値を与えるために餌にお茶やかぼす、乳酸菌をいれるという生産者もいるようです。
まとめ
ドジョウの養殖について大まかに書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
ドジョウは生命力が強く、丈夫で誰でも飼育ができる魚と言われています。
ドジョウの養殖についてやる気があれば、まずはスモールスタートで小さい養殖池を作り、ドジョウの仕入れから始め、大きくして産卵、孵化と一度経験してみるのもよいかもしれませんね。