ドジョウはなかなか繁殖の難しい生き物です。

デリケートなドジョウは、自然に田んぼの中での環境と違い、水槽の中では繁殖しないため、食用のドジョウは、ホルモンを打って強制的に繁殖をさせます。

しかし、まれに家で水槽飼育されたドジョウが繁殖し、卵から孵ることもあります。

繁殖にチャレンジしたいという方や、もしも、ご家庭で稚魚が孵化したらということに備えて、稚魚の育て方のポイントをお話しします。

ドジョウの自然繁殖はプロでもなかなか難しく、市販されているものは、自然繁殖したものもしくは、ホルモンで強制繁殖させたものと言われています。

また、ドジョウの稚魚はなかなか成魚まで育てるのも難しいものです。

稚魚のうちは食べ残した餌をこまめに取り除くなどの水質管理をしっかり行うことが重要なポイントになってきます。

ドジョウ 稚魚 飼育 餌

ドジョウを稚魚から飼育する!餌の注意点について!

ドジョウの稚魚は生後から2週間程度は餌を食べません。

生まれて2~3日は何も食べず、しばらくすると、水中の苔や藻、ミジンコなどのプランクトンを食べて成長します。

稚魚のうちは苔があって清潔な水槽で飼育しましょう。

苔のある石を入れたり、3~4日汲み置きした水を半分ずつ換えてできるグリーンウォーターと言われる水で育てます。

生後2週間ほど経った頃から、稚魚用の餌かブラインシュリンプの餌を与えると食べます。

しかし、無理に食べさせたりせず、様子を見てあげてみましょう。

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また、稚魚にとって一番大切なことは、病気にならない環境づくりです。

餌の食べ残しはこまめに除去し、水は弱酸性に保ってあげましょう。

また、ドジョウの水温は、高すぎると良くありま水温も直射日光を避け、30度以上の水温にならないよう、注意してあげましょう。

特に稚魚のうちは20度前後が好ましいです。

まとめ

ドジョウの稚魚は生後数日は苔を食べて生きています。

それから2週間程すると、少しずつ小さいエビやプランクトンを食べるようになります。

稚魚に必要ものは清潔な環境と、苔を食べる石のある水槽です。

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