プラティのオスとメスはどこで見分けられるのでしょうか?
繁殖が簡単なプラティだからこそ知っておきたいですよね。
また生まれてくる子供たちも見分けたいところですし。
プラティのオスとメスの見分け方調べてみましょう。
プラティのオスとメスの見分け方は?
プラティはオスとメスとで、体の色や形に大きな違いがありません。
マジマジと見ないとわからないのですが、明確な違いが存在するため、その部分を見ればオスとメスの見分け方は比較的簡単といえるでしょう。
オスとメスの見分け方は、尻ビレの形によって判別することができます。
胸ビレ、腹ビレ、一番後ろにあるのが尻ビレ。
その尻ビレがひらひらとしているのがメス。
尻ビレが変形し棒状に固まって突起のようになっているのがオスになります。
この突起のことをゴノボディウムといいます。
プラティは卵胎生なので、オスが体液をメスの体内に送らなければなりません。
ですからこのような繁殖器官が存在するのです。
プラティのめずらしい特徴として、性転換するというのがあります。
知らないうちにオスとメスの数が変わっていたというのはたびたび起こるようです。
性転換は子孫を残すために生物の仕組みなのでしょうが、プラティはもともとそういった特徴はなかったそうで、品種改良を繰り返す間に起こってきた現象だとう話も。
稚魚の場合体が小さいですし、オスメスの区別はわかりづらいのです。
稚魚はどれも始めは尻ビレがメス状です。
一か月くらいになると、だんだんと尻ビレが尖ってくるオスが確認できるようになります。
稚魚の成長過程の早い遅いは個体によって違うので、オスの形態を表すのが非常に遅くなった稚魚が性転換したと勘違いされるケースもあります。
性転換で確認されるものがメスからオスへと変化したというケースが多いのも、そういった事象が混合しているからかもしれませんね。
まとめ
プラティを飼う理由として繁殖をさせる楽しみというのも多い理由の一つです。
オスメスの見分け方は非常に大事ということになりますね。
気がつくと水槽の中オスだらけってことになっていたら大変ですね。