スポッテッドガーは流れの緩やかな河川や湖に生息する魚類でガー科ガー目に属する熱帯魚だそうです。

長く大きく開く口と、ゴツゴツとした鱗を持つ、古代魚としての野性味を感じ、どこか愛嬌のあるイルカのような体型が古くから人気があるようです。

今回は、スポッテッドガーの繁殖と産卵について調べてみました。

スポッテッドガー 繁殖

スポッテッドガーの繁殖

スポッテッドガーは、ミシシッピ川を中心とするテキサス中央部およびメキシコ湾岸部からフロリダ州西部に分布し、ヒョウ柄のような模様がとても綺麗な魚で、古代魚の中でもとても人気の高い種類の魚だそうです。

スポッテッドガーは、大型のものが多いガー科の中でも小型の部類とされており、成長するスピードは、5~15㎝の稚魚が1年間で30㎝以上に成長するそうで、水槽で飼育した場合、60cm程度で止まることが多いそうです。

スポッテッドガーは、小型とは言ってもガーパイクらしく体が堅いため、最低限の水槽サイズで幅120cm×奥行き60cm×高さ45cm程度は必要と言われています。

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繁殖は卵生で、春5月~7月の間に岸辺近くに繁茂する水草に産卵し、一度に20,000個もの卵を産むそうです。

幅広い水温に対応しているそうで、15~30℃の範囲であれば問題なく飼育が可能とされているようで、地域によっては日本での屋外飼育も可能とされているようですが、定かではありません。

スポッテッドガーの繁殖の難易度は高いとされており、国内での繁殖例は数えられるほどしかないとされており、オスとメスの判別も難しく、プロのブリーダーでも数匹を混泳させた「繁殖行動」から性別を判別しているそうです。

繁殖できたとしてもスポッテッドガーは大きく成長するので、育てることが大変とされているようです。

また、水槽内での繁殖例は無いそうです。

まとめ

スポッテッドガーの卵の数が20,000個とは凄い数です。

熱帯魚でも種類によるでしょうが、多くても600個前後ぐらいと聞いたことがあります。

比べ物にならない数です!!

さすが、長く先祖を残してきただけのことはありますね。

水槽内での繁殖例はないとのことなので、繁殖を楽しみに飼育するのは難しそうですね。

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