ウグイを飼育するにあたって気になる点として、水流や水質が挙げられるのではないでしょうか。
というのも、魚を飼育する際に重要なのは、その魚が元々住んでいた環境と同じような環境を作ってあげる事だと言われているのです。
しかし、淡水魚の場合でも水流は必要なのか?という疑問が湧き出てくる場合があるのも事実です。
海水水槽の場合は水流ポンプを使用しているけれど、淡水水槽では使用していないお店も多いからです。
それではウグイの場合はどうなのでしょう。
ウグイを飼育する場合の水流は?
ウグイは、遊泳力のある魚とされます。
遊泳とは、字のまま「泳ぐ事」を指します。
ですから、水流が強くても泳ぐのがウグイなのです。
という事は、強めの水流があっても大丈夫。
さらに、水槽は大きめの水槽を用意してあげる事がオススメです。
この時、水槽は蓋の付いているタイプを選んであげてください。
というのも、ウグイはジャンプをする魚です。
ジャンプをしてそのまま水槽から飛び出してしまったなんてケースもあるくらいなのです。
魚がジャンプをするだなんて、驚いてしまうかもしれませんが、ジャンプをするのはウグイだけではありません。
この時に注意をするべき点の一つに、ガラス製の蓋にしない事です。
もちろん怪我をしないようにです。
ちなみに、ウグイにもいろいろなタイプがいます。
すべてのウグイが水流を好むわけではないようです。
これらの点をまとめると、あまり水流を好まないウグイに関してはできるだけ緩やかな水流にしてあげるのが良いのでしょうね。
ウグイの飼育に適した水温は?
水温は0度~30度未満が適していると言われています。
ヒーターの必要なお魚もいますが、ウグイの場合はヒーターは必要がないという事ですね。
しかし、水温を上げすぎないように注意をしてあげてください。
ちなみに、ウグイも冬眠をします。
水温がとても下がった状態になれば、その時に冬眠をするのです。
冬眠中ですから、餌の食べも悪くなります。
ほぼ食べないと言っても良いくらいですから、餌を与えなくても良いでしょう。
まとめ
同じ「ウグイ」でも、水流を好むウグイとそうでもないウグイがいるのですね。
人間と同じように、個性があるという事でしょうか。
水温は幅が広いので、やはり「比較的飼育がしやすい魚」と言えそうですね。