気をつけていても水槽の中に、カタツムリやタニシに似た小さい貝(スネール)を見つけて驚かされます。

水槽にへばりついていたり、水草付着していたり、そのままにしておくと種類によっては大量発生することもあります。

そもそも何故スネールが現れたのでしょうか。

実はショップで購入する水草に潜んでいることが多いようです。

水槽に入れる前に取り除くのが良いのですが、卵の状態はとても見えにくいので見落とすことが多々あります。

この厄介なスネールは、水槽に付着したコケや水槽内の糞や食べ残りなどを食べて水質を改善してくれるというメリットもあります。

しかし放置すると観賞上の問題があります。

できれば早く退治したいと思われているかたも多いのはないでしょうか。

そこで今回は、水槽に発生したスネールを食べてくれる魚の1つとして、クラウンローチを紹介します。

クラウンローチ 貝 食べる

貝を食べるクラウンローチとは?

クラウンローチは、オレンジと黒の縞模様と泳ぎ方が特徴的で女性にも人気です。

クラウンローチは雑食で人工餌も食べますが、貝類も大好きです。

貝ごと食べるのではなく、中身を引き出して食べます。

可愛らしい見た目をしていますが、スネールバスターと紹介されほど貝を食べる魚で有名です。

稚貝や卵を食べるようで、効果がでるには3ヵ月間程要します。

時間が少しかかりますが、水槽の大きさが2m位でも、クラウンローチ1匹だけで劇的に貝が減っていきます。

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クラウンローチには気をつけなければならない事もあります。

石巻貝やアップルスネールと同じ水槽にする場合は、貝殻から出ている部分をつつかれることがあるので注意が必要になります。

その他に、体の大きさです。

大きい水槽の中では30㎝になる個体もいますが、小さな水槽では15㎝ぐらいで止まる傾向にあります。

1~2年で急成長するわけではないですが、体の大きさで止むを得ずクラウンローチを諦める人も少ないようです。

まとめ

どんな魚でも、魅力的な部分と注意する部分があるということでしょうか。

クラウンローチは見た目もきれいなので、観賞性の高い熱帯魚でもあります。

また、スネール退治の方法は他にもあるので、じっくり検討してみるのもいいかもしれません。

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