エンゼルフィッシュが快適に過ごすには、大きくてある程度高さのある水槽がいいのですが、大きければ大きいほどその水槽を掃除したり、水を入れ換えたりするのも大変になってきます。
でも、汚れた水であまり水換えをしない場合はエンゼルフィッシュにストレスがたまり寿命が短くなる場合もあるといいます。
５年生きるといわれるエンゼルフィッシュも環境によっては、３年くらいしか寿命がもたないといわれます。
それではどのような方法で、どれぐらいの頻度で掃除すればエンゼルフィッシュは快適にストレスなく過ごせるのでしょうか？
エンゼルフィッシュの水槽の掃除
まず注意してほしいことは、水槽内をきれいにしたいと思って、水槽内の水を全部交換することはやめてください。
一度にたくさん水をかえたり、冷たい水をそのまま入れないようにしましょう。
また、バクテリアが繁殖した水を全部流さずに３分の１程度残すことによって、再度バクテリアが増え環境の変化が小さくなるなど、工夫して掃除を行ってください。
順番としては、
- フィルターなどの電源を抜きます。
- 水槽の正面や側面に付着した苔を取り除きます。苔を取り終わったら、水槽に浮遊している大き目のごみを取り除きます。
- 底に敷いている砂利の中の排泄物やごみをとりのぞきます。
- 水を入れ換えます。なるべくなら予め換えようの水を用意しておくと、バクテリアの数や水温に差がなく、エンゼルフィッシュに負担をかけずに交換できます。
- 水槽のふたを掃除します。ふたが汚れていると水槽が薄暗くみえますし、水草の成長にも支障をきたします。
まとめ
水槽の掃除は、水槽の大きさや環境によって多少違いますが、１か月に1回は水換えをし、掃除をしてあげたほうがエンゼルフィッシュもストレスなく過ごせます。
水質・水温などが急に変化することがないよう工夫して、水槽の掃除を行うようにしてください。
エンゼルフィッシュは、普通の熱帯魚に比べてフンの量が多いのでろ過装置を増やしたり、少し大きめのろ過装置を準備するなど工夫してもいいでしょう。
最近では、水をかえる期間をあけることが出来るようにするための水槽掃除の便利な道具が販売されていますので、試してみてはどうでしょうか。
