開放的な自然の中でイワナやヤマメなどと触れ合う事が出来る渓流釣り。

しかし1年中、イワナ釣りが出来る訳ではありません。

産卵期の魚を守る理由などから禁漁期間を設けている事が多くあります。

ちょうど禁漁期間になる頃からイワナは産卵の準備が始まりますが産卵時期はいつくらいで、どんな方法で産卵するのか考えた事はありますか?

意外と知っている様で知らないイワナの産卵について調べてみました。

イワナ 飼育 産卵 時期

イワナの産卵時期はいつ頃?

渓流釣りが好きな人に定番のイワナ釣り。

イワナを釣る為に休日など使って川へ行く事が多くなってきますよね。

ですがイワナも1年を通してずっと釣れる訳では無く産卵の為に禁漁期間を設けている事が多く禁漁期間は都道府県によって条例によって定められてます。

それなら禁漁期間がイワナの産卵時期なの?

そう思ってしまうかも知れませんが、禁漁期間が産卵時期とは限りません。

では、いつがイワナの産卵時期なのか?

イワナの産卵時期

イワナの産卵時期は10〜1月くらいまでの間でイワナの多くは11〜12月くらいにバラバラにすると言われています。

産卵する場所は本流に流入する支流が多いとされています。

産卵期前の行動

イワナ達は産卵期の前に一斉に集まるルールがあって、一斉に集まる理由としあげられるのはオスとメスが出会う事です。

人間で言うところのお見合いとでも言う感覚なのでしょうか?

イワナは一斉に集まりお互いに相性の良いペアを産卵期の前に作ります。

この一斉に集まる時期は大体9〜10月くらいにかけて見られる行動で、これが見られる頃から多くの河川では禁漁期間が始まります。

この期間から禁漁にする理由としては少しでも多くの個体が産卵できるチャンスを掴む為です。

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産卵する場所

産卵を行う場所にも特徴があり本流へ流入する支流が多く、その中でも水面が泡立たない程度の流れのある場所に多くみられます。

メスは10日程度の日数を費やし尾ビレで窪みを掘っていくつも産卵場所を作ります。

産卵時期のオスの行動

ペアになったからと言ってオスは安心する事は出来ません。

オスは体が大きい方が有利でペアになった個体の周りにはチャンスを狙うオスが群がり近付いてくる他のオスを追い払ったりします。

イワナが産卵した卵を飼育するには?

繁殖は難しいと思っている人は発眼卵から育ててみるのも良いかも知れません。

発眼卵とは接合後に眼の組織が見えてきた状態の卵の事です。

イワナの孵化は積算温度が450度くらいです。

暗幕などで光を遮り育てていきヨークサックが取れる頃から餌付けをしていきます。

繁殖が難しいと思っている人は発眼卵から挑戦してみましょう。

まとめ

自宅で孵化させる事はとても難しいので、イワナがいる川が近くにある場合は人工産卵場を作ってみてはどうでしょうか?

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