熱帯魚の中で鑑賞用として、現在人気が高いのがベタ。
種も多く初心者から上級者まで幅広く飼育されているようです。
そのベタなのですが、ほかの魚と同様に水質の変化や水温の変化に敏感であり、お店で買ってきて水槽に入れる時に、しっかりと準備してから入れてあげないとphショックという症状が起きて、最悪の場合は亡くなってしまう事があるんです。
我々人間も急に冷たい水の中に入ると、身体がびっくりして心臓マヒを起こしてしまう事があるように、ベタにも同様な事が起きてしまうのです。
では、phショックとはどの様な病気なのか?
症状や対策についてご紹介していこうと思います。
ベタがphショックに!?その症状とは?
そのphショックの症状なのですが、急に元気が無くなった、時おり激しく泳ぎ回ったりします。
ベタを初めて飼育する時にそのような症状を目にした事があるのはないでしょうか?
お店で購入した時の水質と水槽の中の水質が違う、お店で袋に入れてもらった水温と水槽の中の水温の差がある事でショックを起こしてしまいます。
そこで重要なのは出来るだけ環境の変化が無いように、しっかりと水合わせをしておくことなのです。
ではphショックを起こした時の治療法はあるのでしょうか?
ベタがphショックを起こしてしまった時の治療法はあるのか?
ベタがphショックを起こしてしまった時の治療法は残念ながらありません。
元の環境の水質に戻しても再びダメージを与えてしまう事になるので、そのまま様子を見る事しか出来なくなります。
運が良ければ、また元気を取り戻して再び泳ぎ始める事もあるようですが、生存率は良くないようです。
とりあえず元気になってくれる事を祈りながら様子を見てあげてください。
まとめ
ベタに限らずほかの魚もphショックを起こしてしまうと治療する方法はありません。
お店で買って来たら、しっかりと水合わせをしてあげて、さらにストレスを与えないように慎重に水槽に移してあげて下さい。
あなたの行動ひとつがベタの生命を左右します。
ただ飼うだけではなく、飼い方についてもしっかりと学習しましょう。