ベタは熱帯魚の入門として人気がありますが、色鮮やかな体やヒレがとても魅力的な生物です。
しかし自宅で飼育していく上で色が変化する、いわゆる色抜けする可能性が高い生物でもあります。
今回はベタが色抜けしてしまう原因について紹介していきたいと思います。
ベタはストレスが原因で色抜けする!?
ベタが色抜けしてしまう原因には、飼育環境や親の遺伝などがありますが、ベタも人間と同じようにストレスを感じる生き物であり、このストレスが色抜けする大きな原因になっているようです。
ベタはとても繊細な生物ですので、小さな要因でもストレスを感じ、それが色抜けの原因になっているわけです。
例えばオスのベタの場合、別のオスが近くにいるだけでストレスを感じてしまいます。
同じ飼育瓶に入れられていなくても、視界に入る近くの飼育瓶に別のオスがいるとそのオスがとても気になってしまい、場合によっては互いに威嚇し合うことで、二匹ともストレスで参ってしまいます。
また、ベタは長いヒレが特徴的な熱帯魚ですが、自分と同じように長いヒレを持つ魚を嫌う傾向にあります。
我々人間も性格の合わない人との付き合いではとてもストレスを感じますよね。
ベタも同じです。
エンゼルフィッシュなどのヒレの長い魚、つまりはベタが嫌いな魚と同じ水槽で飼育などされた日にはたまったものではありません。
一日中ストレスを感じてしまうことでしょう。
このような小さな要因でもストレスを感じてしまうのがベタという生物なのです。
そして、このストレスがベタが色抜けしてしまう原因の一つになっているようです。
まとめ
今回はベタの色抜けとストレスとの関係についてまとめてみました。
色抜けの原因はいくつかありますが、ストレスも大きな原因の一つのようです。
人間もストレスで体調を崩すことがありますが、ベタは体の色まで変わってしまうようです。
きれいなヒレや体色に魅かれてベタを購入する人も多いと思いますが、その色が次第に変わっていってしまったらその魅力は半減してしまいますよね。
いつまでも色鮮やかなベタを鑑賞するためにも、ベタがストレスを感じないような飼育環境を整える努力をするように心がけましょう。