ベタは色鮮やかで美しいことで人気の熱帯魚ですが、とてもストレスの感じやすい生物でもあります。
ストレスによって体色が変わってしまったり、病気になったり、時には亡くなってしまうこともあるとても繊細な生物です。
ベタの飼育生活を楽しむためには、飼育者はこのことを心にとどめておかなければなりません。
ではどうすればベタにストレスを与えずに飼育することができるのでしょうか?
ベタのストレスを発散させるには?
単刀直入に言いますと、ベタに適した飼育環境を整えてあげることが一番大切なことになります。
そのためにはベタがどのような状況でストレスを感じるかを知っておかねばなりません。
ベタは熱帯魚の中でも変化に弱い魚です。
ベタを水槽などで飼育していると、どうしても水の汚れが気になって、何度も水の入れ換えをしてやりたくなると思います。
これは逆にベタにとってはストレスを感じる要因となってしまいます。
水の入れ換えはもちろん大切なことですが、適度に行うようにしましょう。
飼育場所を何度も変えることも変化に弱いベタにとってはストレスになりますので、頻繁な移動も避けたほうが無難です。
また、ベタを飼育している人は、もちろん鑑賞するためにお店で購入しているわけですから、ついつい長い時間ベタを眺めてしまうことも多いでしょう。
しかし、これもベタにとってはストレス以外のなにものでもありません。
ベタの目はとても小さいですが、実はよく発達しており、こちらの視線が気になって仕方がありません。
長時間見られるということは、人間と同じように、ベタにとってもストレスの原因になってしまうので、ベタをながく見つめることは避けたほうがいいかもしれません。
まとめ
今回はベタのストレス発散についてまとめてみましたが、やはりまずストレスがたまらないような飼育環境を飼育者がつくるということが何よりも大切なようですね。
居心地の悪い環境でストレスがたまってしまうということは我々人間でもありますが、ベタもそう変わらないようです。
ストレスが原因で色抜けしたり病気になってしまうことのないよう、ベタに適した飼育環境を作ってあげてください。