熱帯魚を飼育する時には、毎日観察することで魚の異変に早く気づくことができます。
その行動によって何が原因なのかを知ることも出来ます。
例えば、水中の底砂や水草に体表面を擦り付けている時は白点病の可能性。
水面で口をパクパクしている時は、水質に馴染めていないまたは酸欠状態。
など見抜くことが出来ます。
ここではプラティの稚魚の飼育方法や、稚魚の餌についてご紹介しましょう。
プラティの稚魚の飼育はどうやるの!?
プラティは卵胎生ですから、お腹で孵化させて産みます。
産まれる兆候があると別の水槽に移して稚魚を産めるようにします。
大きくなるまではこの水槽で育ててあげます。
大きさとしては1.5㎝くらいで、だいたい1ヶ月くらいの期間になります。
この水槽には底砂は不要ですが、エアレーションしてください。
水換えも週に1回、3分の1の量をおこないましょう。
プラティの稚魚の飼育する時の餌は何?
プラティの稚魚は小さいですから、最初のうちは親用の人工飼料を砕いて食べさせてください。
早く大きくさせるにはブラインシュリンプが適しています。
人工飼料よりは生餌の方が食いつきが良いですから、早く太らせて活性を上げてやることが出来ます。
本水槽に早く戻してあげるには、どんどん食べさせて稚魚を大きくします。
最初は餌を食べないこともありますが、徐々に食べるようになりますので、毎日2回必ず与えるようにしましょう。
ブラインシュリンプを与える時は塩水に気をつけてください。
水槽の微生物も食べているようですから、1ヶ月後には大きくなり、それから数ヶ月もすると繁殖も出来るようなサイズになります。
まとめ
このようにプラティの稚魚の飼育方法や餌についておわかりいただけたかと思います。
稚魚を別の水槽で育てるのは、ほかの魚に食べられてしまうのを防ぐためにあります。
早く大きくしてあげて、親元へ帰してあげましょう。
餌についても、なかなか食べないことがあるようでしたら、違うものを与えてみましょう。