コメットを飼育していると繁殖する時期がくると思います。
そこで、コメットの稚魚には、どのような餌をどのように与えたら良いのでしょうか?
コメットの稚魚に与える餌について調べて見ました。
コメットの稚魚にはどう餌を与えたら良い?
コメットに限らず、金魚の稚魚は孵化直後にはヨークサックと呼ばれる栄養の入った袋を持っています。
自力で泳ぎ出すまではその中の栄養で成長して行きますが、ある程度時間が経ち、自力で泳ぐようになったら餌を与える必要があります。
簡単な稚魚用の餌に微粉末の人工飼料があります。
稚魚のように小さな口にも入る大きさで、人工飼料なので全ての栄養素が配合されています。
いくつかの種類が市販されているようですので、数種類試してみて、食いつきの良いものを選んであげる必要があるそうです。
この他にも、ブラインシュリンプというエビのような小さな生き物を餌として与えることが多いそうです。
ブラインシュリンプは孵化した直後が最も栄養価が高いそうで、稚魚の餌として与えるのであれば、やはり孵化直後のブラインシュリンプが最も効果的のようです。
そのため、餌を与える毎に孵化させて与える事が望ましいそうですが、手間がかかるため、一度にたくさんのブラインシュリンプを孵化させてしまう場合が多いそうです。
このときに注意しなくてはいけないことは、孵化後時間が経過したブラインシュリンプは、栄養価が落ちてしまっていることと、与えすぎる餌は水質を悪化させてしまうことに注意が必要です。
そのため、金魚の飼育グッズメーカーより、いくつか商品が販売されているそうです。
そのなかには、ブラインシュリンプを少量ずつ与えることができるように工夫されている商品もあるそうなので、それらの商品を選んでみると良いかもしれません。
稚魚に与える餌は、一度に大量に与えるような事はせず、数回に分けて与えるようにする必要があるそうです。
1日に最低5回に分けて、1回の量は数分で食べ切れるようにしてあげると、水質の悪化も防げ、稚魚にも十分な量を与えることができるそうです。
まとめ
コメットの稚魚には、微粉末の人工飼料と、ブラインシュリンプを呼ばれる小さなエビのような生き物を与えることが多いそうです。
どちらの場合も、1度に大量に与えるような事はせず、数分で食べ切れる量を1日に5回程度に分けて与えると良いそうです。
稚魚がしっかりと食べる食いつきの良い餌を選んであげるようにしましょう。