最近、水槽で飼うことができる熱帯魚などの飼育が人気です。

犬や猫とちがってアレルギーや抜け毛等の心配もありません。

また、上手に飼えば賃貸など傷つけずに飼うことができるため、ペット禁止の物件でも飼育することが可能です。

しかし、水槽の中だけで過ごす魚たちにとって、水質環境は大切な問題。

今回はご紹介するのはミナミヌマエビの飼育における、酸素についてと、酸素不足の場合の症状についてです。

ミナミヌマエビ 飼育 酸欠 症状

ミナミヌマエビの飼育では酸欠に気をつけよう

ミナミヌマエビ等のエビ類は、酸素溶存量の多い水を好みます。

また、水温が高いと水の中の酸素がなくなるのが早くなるため、エビは水温が高くなると酸欠になりやすいと言われています。

酸欠にならないようにするためには、水の温度の管理と、水草を入れすぎないことが大切です。

水草を入れすぎると、酸素と同時に二酸化炭素が多く発生してしまいますので、酸欠状態にさせてしまう恐れがあります。

酸素が充分にある状態で安定させるためには、エアレーションを使って水の中に空気を溶け込ませ、酸素溶存量を一定に保つ必要があります。

また、ひとつの水槽内に沢山ミナミヌマエビがいる場合も、水が汚れやすく、酸素の消費量も大きくなります。

ですので、一リットルの水に2匹を目安とするようにしましょう。

狭い水槽で沢山飼いすぎると、共食いをしてしまったり、必要な酸素が足りずに弱ってしまうおそれがあります。

スポンサードリンク

ミナミヌマエビの酸欠の症状は?

ミナミヌマエビが酸欠になると、動きが鈍くなってしまったり、殻の色が変色してしまったり、身体が横向きになるなどの症状が出ます。

一度体調が悪くなってしまったエビは、回復するのに時間がかかることがありますので、エビが酸欠になる前に水質改善につとめる必要があります。

また、酸素量だけでなく、塩分量やpHにも気をつける必要があるため、ハイドロメーターなどを使い水質には日ごろから気をつけておきましょう。

まとめ

今回はミナミヌマエビと酸欠についてお話いたしました。

症状が出てから改善していてはミナミヌマエビが可哀想ですので、普段からエビの状態や水質をしっかりと観察しておきましょう。

日頃から気をつけてあげることが、エビの病気の予防になります。

スポンサードリンク