エンゼルフィッシュは産卵後、その稚魚たちは親の周りを小さな姿で泳ぎ回ります。
生餌を好むエンゼルフィッシュもさすがに自身の子供たちを食べてしまうなんてことはありませんが、小さなその稚魚をどのように飼育することが良いでしょうか、また餌は何を与えますか?
今回は孵化した稚魚たちの飼育方法について見ていきたいと思います。
エンゼルフィッシュの稚魚の飼育
飼い主であれば、可愛い稚魚たちを早くお世話似てあげたいと思うのが当たり前のことです。
しかし孵化してすぐはとてもデリケートな稚魚たち。
水換えなども行わずに様子を見てあげましょう。
餌も栄養袋が付いていますので3~4日は与えなくても大丈夫です。
2週間くらいしたら水換えなどを行っても大丈夫になってきます。
しかしあくまでも稚魚たちの様子を見ながらでかまいません。
無理やり行うことで稚魚たちの大きなストレスにならないようにしましょう。
親魚から水槽を別にするタイミングについてですが、そのまま一緒に入れていたら水槽は手狭になってしまうだけではなく、誤って親魚が稚魚を食べてしまう、または稚魚がお腹を空かせて親魚を突いてしまって親魚が大きなストレスを抱えて弱ってしまうなんてことが起こります。
それを目安にだいたい1か月ほどで水槽を別にしてあげましょう。
孵化をしたら稚魚たちを入れる水槽の水質を落ち着かせるために準備に取り掛かることをお勧めします。
親魚と別にしなければなりませんが、決して他の魚のいる水槽に入れないでくださいね。
食べられてしまう可能があります。
孵化をしてすぐに餌はあげなくて良いようですが、とはいえ全くあげなくてもいいわけではありません。
ここからは稚魚の餌について考えていきましょう。
エンゼルフィッシュの稚魚たちの餌は?
先ほども書いた通り、生まれたばかりの稚魚は生後5日ほどの間にお腹についている栄養袋を使いきります。
そこから生後約半月くらいまでは稚魚用の餌『ブラインシュリンプ』をふやかしたものを与えます。
ブラインシュリンプは栄養価が高く、小さくて不健康な成魚になるのを防いでくれます。
生後2週間くらいからはブラインシュリンプと親魚の食べている餌を与えて様子を見ましょう。
おそらく初めのうちは食いつきが悪いと思いますので余ってしまった餌はすくって取り除きましょう。
まとめ
今回は孵化をした可愛い稚魚たちの飼育方法についてみてきました。
デリケートな稚魚たち、孵化をしたら水換えなどは極力さけ、餌も稚魚用の餌を与えましょう。
あくまでも稚魚たちの様子を見ながら、無理やり行わないようにしましょう。
可愛い稚魚たちの成長をしっかりと観察しながら飼育することでまた更なる愛情が芽生えるはずです。