ちまたでは、動植物を育てて、心の癒しに役立てようという方が多くいらっしゃいます。
人気のある魚の一つに、ドジョウがあります。
ドジョウというと、食べるほうを想像する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ドジョウは飼ってみると、実は結構かわいいものです。
さて、夏の暑いとき、人間はクーラーで快適な温度に室内を調整することで生き延びることができます。
また、帽子をかぶって日差しをさえぎったり、スポーツ飲料、麦茶などの水分を補給し、空気が高温の中でも、汗をしっかりかくことで体温を調整できるよう、対策をしています。
人間がそうして対策しているように、ドジョウの夏の飼育で、気を付けるべきことは何でしょうか。
ドジョウの夏の飼育で気を付けること
基本的にドジョウは、丈夫な魚です。
水温や水質にも特に注意も必要ありませんので、基本的な水換え等の最低限のメンテナンスができていれば、飼育初心者でも十分飼うことができます。
夏に飼育で気を付けることというと、水の交換とソイルの掃除、あとはエアレーションの強化くらいでしょうか。
水はすべてを変えるのではなく、全体の3分の1くらいを入れ換えるのがポイントです。
すべてを入れ換えてしまうと、ドジョウのの食べ残し、糞を食べるバクテリアがいなくなり、水槽内の環境が急変し、環境の急変を嫌うドジョウにはよくないです。
また、ソイルは2週間~4週間に1回、プロホースを突っ込んで掃除するとよいでしょう。
エアレーションについてですが、高温時はどうしても水中の酸素濃度が低くなりがちです。
人間も酸素濃度が下がると不調になりがちですが、ドジョウも同じです。
エアレーションは水槽の上下の水の入れ換えを促進すると共に、泡がはじける時に多少なりとも水温を逃がしますのでそれ自身が水温を下げる効果を持ちます。
泡の上がり口に、風を当てることによりファンの効果をより高めることも可能ですので、ファンとの併用がより効果的です。
ドジョウの飼育で水温は何度くらいがよいか
水温ですが、夏場は27℃~31℃を保つようにしましょう。
水槽用冷却ファンというものがありますので、それを利用し、水温の高まりを抑えるとよいでしょう。
まとめ
初心者にはいろいろ気をつかうことばかりかもしれませんが、慣れると案外楽しいものです。
素敵なドジョウ飼育ライフを送られればと思います。