ココア浴を行うときは、エロモナス菌によってグッピーが病気になってしまったりときに行う治療方法になります。

エロモナス菌感染症に効果のあるココア浴ですが、他にもココア浴を行うことで転覆病にも効果があります。

もし、飼育しているグッピーがエロモナス菌によって体調がすぐれていなかったり、餌の食べ過ぎや便秘によって傾いて泳いでしまう転覆病になってしまったら、ココア浴を行ってみましょう。

 

グッピー ココア浴 方法

グッピーのココア浴

ココア浴を行うときのココアは砂糖など呼ぶなものが一切入っていない、純ココアを使用します。

純ココアには、タンパク質、ポリフェノール、カリウム、オレイン酸という成分が含まれています。

この4つの成分がココア浴の重要なポイントになります。

タンパク質には餌の代わりになり、ポリフェノールは便秘解消に効果が期待できます。

そして、カリウムには代謝を良くし、腸の運動を促進する働きがあったり、オレイン酸は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれるという働きが期待できます。

なので、ココア浴には必ず純ココアを使用しましょう。

それでは、純ココアを使用してのココア浴の方法を紹介します。

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グッピーのココア浴の方法とは?

ココア浴の方法ですが、少量の水で規定量の純ココアを入れたココア水をあらかじめ作っておきます。

純ココアを入れる量ですが、水10リットルにつき約2グラムのココアを入れるようにしましょう。

そして、対象のグッピーをカルキの抜いたきれいな水を入れた治療専用の水槽や容器に移します。

移した後は、作ってあるココア水を少しずつ入れていきます。

ココア水を入れる場合はろ過は止めるか弱めて、エアレーションをしてからココア水を少しずづ入れましょう。

少しづつ入れることでグッピーに対するダメージを減らすことができます。

注意しなければならないのは、必ず水換えを繰り返して下さい。

ココアを入れると水質が悪化し、水中にアンモニアが急増するので最低でも1日1回は水を換えましょう。

あとは、必ずエアレーションを行ってください。

そして餌ですが、冒頭でも紹介したように純ココアに含まれてるタンパク質が餌になるので、餌は基本与えなくても問題はありません。

ココア浴の期間ですが、グッピーをよく観察して、症状が改善したらココア浴での治療が終了となります。

まとめ

グッピーの治療にココアが効果的とは驚きました。

ココアというのは飲むだけでなく、グッピーを病気から救うことができる食材だったんです。

薬品での治療に抵抗がある人は、ココア浴を勧めたいと思います。

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