モツゴというのは、とても小さく可愛いお魚です。

関東地方では、身体が細長く、口先が尖ったような形をしているので「クチボソ」と親しまれています。

熱帯魚のような派手な色合いではなく、灰色から銀白色。

素朴で穏やかな印象だと思いますが、見た通りおとなしい魚です。

その性質上、他の魚と混泳がしやすいと飼われている方も多いはず。

では、そんなモツゴの飼い方や餌について調べてみましょう。

モツゴ 稚魚 飼い方 餌

モツゴの稚魚の飼い方とは?

成魚になると体調8㎝~12㎝程度。

成魚には1年でなります。

寿命は平均3年程と言われていますが、5年生きた例もありあくまでもおおよそです。

何匹か育てる事を考えると、約30㎝ではぶつかったりストレスを感じてしまう可能性があるため、60㎝以上の水槽が安心です。

モツゴは比較的体が強い魚とは言われていますが、かと言って汚い水の中で生きていけるというわけではありませんので、エアーポンプなどのろ過装置を使用して綺麗な水を保ってあげて下さい。

水の交換は月に1~2度程度で、あとはその時々見てあまりに汚れている場合などは交換します。

水温に関しては、5℃~30℃です。

基本的に人間が暮らしている空間であればこの間を保っているはずですが、置く場所によっては変わる場合があります。

そのような時には、水槽用のクーラーやヒーターを使用し温度管理をします。

低温・高温になる前に保つことが必要なので、温度計を設置すると便利です。

あとは水草や岩などを入れてあげて下さい。

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モツゴの稚魚に与える餌は?

モツゴはとても食欲旺盛で、パクパク音を立てて食べます。

餌は川にいる微生物や水草につく藻などですが、飼育していく場合にはペットショップで市販されている缶に入った餌で大丈夫です。

金魚用の餌などです。

他には、ブラインシュリンプというものもありますが、栄養価はかなり高いものの孵化させて与えるので手間がかかります。

これが可能であれば、こちらの方が魚にとってはオススメです。

1日2回~3回程、約2分~3分で食べきれる量を与えます。

これは、入れ過ぎて食べ残しがあると水が汚れてしまう為です。

逆に、汚したくないと思い少しずつばかりあげていると痩せて栄養不良になることもあるので気を付けてくださいね。

まとめ

細かく書いたので面倒な気がするかもしれませんが、魚によっては温度管理や水の扱いがとても細かい種類もいますので、モツゴは初心者向けの飼いやすい可愛い魚です。

ただ、ストレスには注意が必要で頻繁に前を通ったりかまったりは最低限にしましょう。

小さくて穏やかなので、接する側も穏やかにそっとしておくことが必要ですね。

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