見た目が可愛く、鮮やかなビーシュリンプですが、飼育していると色が抜けることがあります。
せっかく特徴的な模様のビーシュリンプなのに、色抜けが発生してしまうと残念ですよね。
そこで、この色抜けの原因とその対策について調べてみました。
ビーシュリンプの色が抜ける原因と対策は?
ビーシュリンプの名前の由来にもなっているからだの縞模様ですが、飼育していると色が抜けてしまう場合があります。
この原因として考えられることは、代表的なもので3点あるそうです。
1つ目は強度のストレスによる色抜けです。
水槽間の移動によるストレスであれば一時的なもののようですが、水質悪化によりアンモニアが増加している状態でのストレスとなると、負荷が大きいため、完全に回復することは難しいそうです。
2つ目に、成長により色落ちすることがあるそうです。
3つ目は雌の場合ですが、抱卵すると色落ちすることがあるそうです。
このように原因はいくつかありますが、それらの対策として低温育成をし、餌の量を減らすことで小さく成長させる方法があるそうです。
繁殖や成長速度は遅くなりますが色が揚がるといわれています。
この他にも水質の総硬度を上げる方法もあるそうです。
甲殻類であるビーシュリンプの殻の構成に重要なカルシウムとマグネシウムの量を増やすということのようで、小竜石を入れておくと効果が期待できるそうです。
また、コストはかかりますが添加剤を使う方法もあるそうです。
どの方法も対策を行ったからといって、劇的に体色に影響を与えることは少ないようですが、全く行わないよりも効果があるようです。
特に発色に関しては、環境よりも遺伝に依存する場合も多いそうで、いろいろな方法を試してみて、徐々に改善していくのが良いのではないでしょうか。
まとめ
模様や体色が特徴のビーシュリンプですが、環境によっては色落ちすることがあるそうです。
また、この原因は、環境だけではなく遺伝的なものも影響を及ぼすそうで、繁殖させるときに、そのことも十分に考慮して行っていけば、少しずつですが改善していくのではないでしょうか。