アクアリウムを構想していると、「混泳させてみたい」「繁殖させたい」といった願望がでてきますよね。
複数の熱帯魚が泳ぐ姿はまさに絵になりますし、繁殖はアクアリウム初心者を脱却する意味でも少し上達の階段を上ったような気分になれます。
繁殖初心者にオススメの熱帯魚はビーシュリンプです。
繁殖の期間を兆候から把握し、上手に繁殖を成功させましょう!
そのために今のうちに確認しておきたいことをチェックします。
ビーシュリンプの繁殖はどのくらいの期間できるの?繁殖のコツもご紹介
繁殖しやすいといわれるビーシュリンプは、最も繁殖が旺盛な時期が初春から初夏といわれています。
繁殖のコツとして、水槽の水温を調整して繁殖最盛期である春先くらいの水温に調整してあげるのもひとつです。
そうするとビーシュリンプは「春だ!」と勘違いし、繁殖が盛んになる可能性があるのです。
もちろん、急激な水温の変化はメスの体調に悪影響を与えます。
焦らず、ビーシュリンプの泳ぐ様子を見定めて水温調整をしていきましょう。
ビーシュリンプの抱卵は早ければ生後三ヶ月から行われます。
繁殖期にはいるとメスの身体の色素が薄くなり変色するため、繁殖期にはいったかどうかは比較的確かめやすいと思います。
繁殖を成功させるコツはいくつかあげられていますが、繁殖期の状態にもっていくこと、抱卵から孵化までの環境を大きく変化させないことがあげられます。
繁殖の際、気をつけたいのはオスメスの比率。
オスはメスを追いかけ回す習性があるため、多すぎるとメスにストレスがかかってしまいます。
したがってオス:メス=3:7くらいのバランスで飼育するとよいでしょう。
まとめ
繁殖が醍醐味ともいわれるビーシュリンプですが、気をつけるべきポイントがそこまで難しくないので繁殖初心者向けと言われるのかもしれません。
水温の調整はもちろん、繁殖期の状態を待つのではなく、そうなるようにこちらから働きかけることが可能です。
抱卵してから孵化まではそこまで日数が多くないので、メスが弱ってしまわぬよう、水温を一定に保ち過度な水替えをしないようにしましょう。
ビーシュリンプの子供たちが生まれるのが待ち遠しいですね。