古代魚といわれているポリプテルスはその可愛らしさからも恐竜のような魚のようなひれのかっこよさからもファンの多い魚です。
ポリプテルスは肉食魚なので混泳には向いていない魚ですので飼育する際には同じくらいのサイズの同種のみにしましょう。
ポリプテルスはどのような環境で繁殖をするのでしょうか?
繁殖方法についてご紹介します。
ポリプテルスの飼育方法と繁殖方法
ポリプテルスを飼育するには小さいうちは小さ目の水槽でも良いですが、成長すると40cm程種類によれば70cm程にも成長するので90cm程度の水槽があればよいです。
120㎝くらいの水槽は広々と泳げて水の濁りもすぐにおきにくいのでお勧めです。
繁殖するには成魚であることとペアが必要なので大き目の水槽を用意していた方がよいですね。
ポリプテルスの繁殖で必要なことはまずペアで飼育すること!
成長過程には差があり、同じように成長しないこともある為、ペアは2組いた方が繁殖の可能性は高まります。
卵を産みつける為に必要な産卵床には水草のウィローモスが良いでしょう。
ポリプテルスの繁殖しやすい時期は秋です。
水質については水温は28℃程度が理想で、水換えは1週間に1~2回が目安です。
水質の為には一度にすべての水を入れ換えない方がよいでしょう。
繁殖能力を失ってしまう原因になるので餌のあげすぎによる肥満に注意が必要です。
卵を食べてしまう事があるので産卵した卵は別の水槽に移しましょう。
繁殖期に入ると餌を食べる量が減ることがあります。
産卵は3~4日かかります。
繁殖行動は、雄が雌を追尾して雌の体をトントンと叩くような行動を見せます。
尾鰭をかむこともあります。
それでは、メスとオスの見分け方についても少しご紹介します。
見分けるポイントは尾びれです。
雄は尾びれが幅広いです。
繁殖期になるとお椀状に大きくなるのが特徴です。
雌は細長い尾びれです。
成魚になると区別がつきやすくなるので観察してみて下さいね。
まとめ
1~2年で成魚になるポリプテルス、繁殖するためには環境を整えてあげてスムーズに繁殖すると良いですね。
卵を産んだら別の水槽に移して無事に孵化することを願いましょう。