ミナミヌマエビやヤマトヌマエビはとても有名で流通量も多いエビなので、名前を知っている方も多いことと思います。

ただ、性別による違いが人のように分かりやすくないので、なかなかオスメスを見分けるのは難しいですよね?

ミナミヌマエビのオスメスの色や大きさ、見分け方について、何か良い方法はあるのでしょうか?

ちょっと調べてみましたので分かったことをご紹介していきたいと思います。

ミナミヌマエビ オスメス 大きさ 色 見分け方

ミナミヌマエビのオスとメス!

大きさは?

ミナミヌマエビを外見からオスかメスかを見分けることは、よっぽど慣れている人以外では難しく、見分けられたと思っていても間違えていた、なんてことも多いのだそうです。

その中でも、体の大きさで見分ける方法はある程度当たるような気がします。

オスは体長2cmほど、そしてメスはだいたい3cmくらいまで成長します。

体長が3cmより大きい、かなり大きい印象をもつ個体の場合、ほぼメスだといえるでしょう。

色は?

ミナミヌマエビの性別を色で見分けることはあまりお勧めではありませんが、それでも性別による傾向はあるようです。

一般的にオス個体の方が透き通った色をしている場合が多いのに対し、メス個体は色がやや濃い目なことが多いとされています。

一方、ミナミヌマエビは体調の変化によっても色が変わる一面があります。

また保護色として、周囲の物と色を合わせる能力も持ち合わせていて、なかな体の色からだけで性別を見分けるというのは、正確性にも欠ける気がします。

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見分け方は?

あまり慣れていない人にとっては、ミナミヌマエビのオスメスの見分け方はほぼ不可能なくらい難しいとお伝えしましたよね。

ただ性別が誰にでもわかる時期があり、それはメスが抱卵している状態の時です。

抱卵している個体を見かけたら、確実にメスだと分かります。

この他の方法としては、メスに比べてオスの方が俊敏な動きができる事、泳ぎ回ることが多い、また第一触覚(鼻先にある4本の触覚)がメスと比べてかなり長いなどの特徴があります。

オスの触覚が長いのは、メスのフェロメンを感じ取り易くする為だそうです。

また産卵直後のメスには当てはまりませんが、メス個体の方は頭部から胴にかけて黒い部分(卵巣)が広めだという見分け方もあります。

このほかのメスの特徴には、お腹側の肢が長く抱卵しやすくなっている、体全体がふっくらとしていて動きがゆっくりしている事などが挙げられます。

まとめ

ミナミヌマエビのオスメスの見分け方をいくつかご紹介してきました。

なかなか慣れていないと難しいですが、抱卵している個体がいればメス、そしてその他分かりやすい特徴もお伝えさせて頂きました。

正確に判別できるようになるには経験が必要でしょうが、水槽のエビの性別が分かれば、観察がより楽しくなることでしょうね。

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