ミナミヌマエビは、観賞用としてはもちろん、繁殖をしやすいという点でも人気があります。

気になるのが、繁殖するときの卵の数はどのくらいで、孵化するまでの日数も知りたいですよね。

ここで詳しく説明していきたいと思います。

ミナミヌマエビ 卵 産卵 日数

ミナミヌマエビの産卵!卵の数は?

11月頃と、5月ごろの1年に2回産卵しますが、水温や水質が安定すると季節を問わず卵を産みます。

産卵して稚エビが生まれると、また産卵と、同じメスが複数回、産卵を繰り返します。

ミナミヌマエビは淡水だけで繁殖ができるので、放っておいても産卵することができます。

産卵は足場がしっかりした場所で、2、3時間かけて1個1個の卵を産んで抱卵します。

水草に産みつけることはしません。

メスのエビのおなかに抱えるように、孵化するまで卵を守ります。

およそ20~30個ほどの卵を産んで、時々、足を使って、卵に新鮮な水を送り、生まれるまで自分で面倒を見ます。

スポンサードリンク

ミナミヌマエビの卵が孵化するまでの日数は?

ミナミヌマエビのメスのおなかで抱卵されたまま育ち、水温にもよりますが2~4週間で孵化します。

抱卵直後の卵は黒いですが、だんだんと卵の色が薄くなり、透明に近づいてきます。

透明度が増して、卵の中に「目」が見えるようになると孵化は間近です。

ただし、メスの身体から卵が離れてしまい、卵の数が減ってしまうことがあります。

これは水質の悪化や水温の急変化、あるいは、メスの体調が悪いときなどに卵を落とし、育児放棄をしてしまう状態になるからです。

水質の急変には特に注意が必要です。

できるだけ水質を保ってあげ、メスのストレスをなくすようにしましょう。

もし、メダカなどと同じ空間にいる場合は、卵から孵化した稚エビがメダカに食べられてしまうため、ミナミヌマエビが抱卵したら、なるべく早く隔離してあげることも大切です。

まとめ

ミナミヌマエビの繁殖は比較的簡単ですが、産卵期には、できるだけ水質を保ってあげることがとても重要です。

メスが大事に卵を守れるようにできるだけ環境を整えてあげたいですよね。

稚エビの誕生を見られたときには、感動が待っています。

みなさんもチャレンジしてみてくださいね。

スポンサードリンク