毎日の熱帯魚の観察は、心が癒されるだけではなく個体たちの体調を見るためにもとても大切なことです。

そんなある日、大人気な熱帯魚・カクレクマノミを観察していたらヒレがボロボロになっていたり、閉じていたりなどの変化に気づくことがあるかもしれません。

今回はカクレクマノミのヒレがボロボロになっているときの原因や対策を調べてみましょう。

カクレクマノミ ヒレ ボロボロ 閉じる

カクレクマノミのヒレがボロボロ!?原因は?対策は?

カクレクマノミのヒレがボロボロになる原因には様々な原因が考えられます。

1つずつその原因を見ていきましょう。

まず考えられるのは『尾ぐされ病』です。

ヒレが切れてボロボロになったり、白くなったりなどその見た目がどんどんひどくなっていくのが分かる病気です。

こうなると抗生剤や抗菌薬などを使用して薬浴する必要があります。

そして次に考えられる原因は『他の個体に攻撃されている』という点も大きな原因です。

水槽の中にいる個体との相性が非常に悪いとカクレクマノミは激しい攻撃をしあって喧嘩をしはじめます。

その時にヒレが傷付けられてボロボロになります。

対策できることは喧嘩をしている同士の個体を別々に隔離してあげる必要があります。

そうすることで喧嘩をやめさせることができます。

その後はしっかりと様子を見てあげましょうね。

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カクレクマノミのヒレが閉じる!?

カクレクマノミはヒレが上記のようなことが原因でヒレがボロボロになる以外にもヒレが『閉じる』というのを目撃するかもしれません。

その原因は『カクレ病』。

この病気にかかるとヒレの先や体表が白くなり開かなくなります。

そのままにしておくと個体は痩せ、命にもかかわる危険があります。

移動直後に起こりやすい病気なので、カクレクマノミを水槽に入れた直後はしっかりと様子を見てあげる必要がります。

淡水浴や薬浴を行うことで対策できますし、環境を改善させる対処方法も必要です。

まとめ

今回はカクレクマノミの観察で見つけた『ヒレがボロボロになっている』『ヒレが開かない』と言った様子の原因や対策について見てきました。

放っておくと命に関わることにもなりますので、しっかりと対策をして観察しながら環境を整えてあげましょう。

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