オトシンクルスは、その特徴から色んな種類の魚との混泳が可能で、比較的飼いやすいことに加え、コケの掃除をしてくれるので助かる魚ですよね。

そんなオトシンクルスの飼育には注意点もあります。

その注意点の一つが水質です。

水質の変化はオトシンクルスの寿命を縮めることもあります。

そこで、ここでは、オトシンクルスを飼育する場合の注意点と水質基準のphについて紹介します。

オトシンクルス 水質 ph

オトシンクルス飼育の注意点と水質値のph

オトシンクルスの飼育では、餌と水温と水質に最も注意が必要です。

オトシンクルスの飼育密度

オトシンクルスは飼いやすくコケの対策にもなりますが、飼いすぎてしまうと餌となるコケが少なくなってしまいます。

水槽の環境によって発生するコケがどのぐらいになるかは異なりますが、オトシンクルスを飼うなら60cm水槽なら多くても2匹までにするのがベストです。

この飼育密度は守って飼うようにしてください。

飼育密度は、水質が悪化することでも心配ですが、飼育密度によってコケがなくなってしまうと、その後の飼育が大変です。

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導入時の水温や水質

オトシンクルスが最も命を落とし兼ねないのが買ってきてから水槽に導入する時です。

これは他の魚でもいえることで、今までの水温や水質に違いがでるとショックを受けて命を落とすことがあります。

安全な方法は、水槽にいきなり入れずに、バケツに袋に入ったままの状態で移し、少しずつそつそこに水槽の水を足していく方法です。

エアチューブを使うなどして、1秒間に2滴ずつ点滴をするような感じでゆっくりと水を足していくといいですよ。

適切な水温と水質基準のphの維持

オトシンクルスを安定的に飼育する場合は、適切な水温と水質基準尾phを維持するようにしてください。

短時間で急な水温変化やph変化は、ストレスとりオトシンクルスの病気の原因になってしまう場合があります。

オトシンクルスの飼育に適切とされる水温は25前後でph値は7前後と言われています。

必ずこの数値を維持するようにしましょう。

また、水温が15℃を下回るのも命に関わるのでヒーターやサーモスタットをあらかじめ用意しておき安定した水温を保つようにしましょう。

まとめ

飼育しやすいオトシンクルスでも水質の変化には要注意ですね。

では、この記事の大切なポイントをもう一度おさらいしておきます。

  • 飼育密度の目安は60cm水槽に1匹か2匹
  • 導入時は、袋に入った状態でバケツに入れて水槽の水を1秒簡に2滴ずつ足していく
  • 水温は25前後でph値は7前後を維持すること
  • 15℃以下に下回らないようにヒーターやサーモスタットを用意しておく

安定した飼育環境を作ってあげて、元気にコケを掃除してもらいましょう。

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