基本的にオトシンクルスは繁殖が難しいといわれていますが、オトシンクルスの中でも繁殖できる種類のオトシンクルスもいます。

オトシンクルスのメスは、産卵が可能な時期になるとふっくらとしたお腹になるので産卵が近いことがわかります。

そこで、オトシンクルスの卵の大きさや色など、この記事ではオトシンクルスの卵について紹介します。

オトシンクルス 卵 色 大きさ

オトシンクルスの卵

色は?

オトシンクルスの卵の色は薄い黄緑色をしています。

そのため、色で見つけるのはかなり難しいかもしれません。

卵が孵化するのは産卵してからだいたい3日ほどです。

オトシンクルスの稚魚も体がかなり小さいのでなかなか見つけられないかもしれません。

大きさは?

オトシンクルスの産卵するときは、水槽のガラス面、または水草に卵を産み付けます。

卵の大きさは、非常に小さく直径で1mm程度しかありません。

卵も小さく色もわかりにくいので、水槽のガラス面から水草などよ~く目を凝らして探してみてください。

オトシンクルスの繁殖環境

オトシンクルスを繁殖させる環境は、水草を多めに入れた水槽にすることとオスとメスの割合を2対1にするのが適しています。

オス2匹とメス1匹にする理由は、そのほうが繁殖が起こりやすいとされているからです。

水草を多めに入れる理由は、そうすることで水草についたコケがオトシンクルスの餌にもなることと、水草の茂みはメスが産卵できる場所にもなれば、稚魚には隠れ家にもなります。

水槽の中のオスとメスの見分けは意外とつきやすく、メスはお腹がふっくらとしてやや大きく見えます。

オスの方は、お腹がすっきりしているのでわかりやすいです。

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稚魚の餌

オトシンクルスの稚魚はヨーサックを体に持って誕生するので、孵化したばかりは餌を与える必要はありません。

ヨーサックは3日~4日ほどで消えるので、まずはインフゾリアを与えて、5日ほどして少し体が大きくなったらブラインシュリンプを与えます。

さらに、孵化してから10日ほどで7mm程度に成長するので、人工飼料も食べられるようになります。

人工飼料が食べられるようになったら積極的に与えましょう。

まとめ

オトシンクルスの稚魚の体長が12mmほどになれば安定的な飼育ができるはずです。

では、この記事をもう一度おさらいしましょう。

  • 卵の色は薄い黄緑色
  • 卵の大きさは1mm程度
  • 繁殖にはオス2匹とメス1匹が繁殖しやすい
  • 孵化してから10日ほどで人工飼料が食べられる

稚魚になったばかりはガラス面に張り付いてばかりいますが、泳げるようになれば餌を食べてくれますよ。

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