アカヒレは、稚魚を食べる事で有名なのか、飼育するときに、気をつけろと繰り返し言われました。

自然界の中で稚魚が生きていくのは、難しいなとつくづく感じますが、それが現状となります。

丈夫な分、親も放任主義。赤ちゃんたちは、自分たちで頑張って生きていかなくてはなりません。

稚魚を育てるためには、食べるメカニズムを解明しなくてはならなそうです。

今回は、アカヒレが稚魚を食べてしまうのは、なぜなのか、食べないように、対策をするには、何が必要なのか、まとめていきたいと思います。

アカヒレ 稚魚 食べる

親が子供を食べちゃう!そんな生物が存在するのです!

アカヒレ自体が小さいので、想像もできるかもしれませんが、卵は1㎜程度しかありません。

アカヒレはバラマキ型というバラまいて産卵をするタイプですから、知らないうちに好き好んで食べる訳ではないとは信じたいですが、親は子供を食べてしまうのです。

もちろん敵は親だけではなく、他の観賞魚とも暮らしていたら、食べてしまう事もあるので注意が必要です。

自然の中で、自然繁殖を考えている方は、とくに対策をしなくても、それが自然の哲理だからと割り切れるかもしれませんが、飼い主としては、1匹でも多く育てていきたいですよね。

ならば、食べられないように、対策を考えていきましょう。

多少、観察は必要ですが、そんなに難しいことはありません。

別々の水槽にいれて稚魚だけ育てるというのが、一番てっとり早い育て方です。

その方法をするにあたって、事前準備、すなわち、稚魚が安心して過ごせる環境を作るのです。

まず、水質安定のため底砂をいれてください。

そして、卵を食べられないように、鉢底ネットを沈めておいてください。

そんな環境が出来たら、お腹が膨れたメスとオスをいれて産卵を促してみましょう。

産卵後、メスのおなかが小さくなったなと思ったら、親魚を取り出してください。

たったこれだけで、卵と稚魚を守ることができます。

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まとめ

自然の哲理に自然の環境で暮らしていたら逆らうのは、難しいことですが、育てるところは、私たちの近くです。

ならば、その環境を最大限に使って、少し手助けしてあげるだけで、卵を守れる可能性は上がります。

ちょっとした工夫を最大限使って、多くのアカヒレの子供の成長を見守っていけることになるかもしれません。

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