フレームエンゼルは、赤色ベースの海水魚です。

海水魚の中でも、ヤッコ類には綺麗で色鮮やかな種類が多いのですが、赤色ベースの海水魚は少し珍しいのが特徴です。

というのも、黄色や青色の割合がとても高いとされており、特にヤッコ類は青色が多い事が特徴です。

では珍しい種類なのかといえばそうではありません。

ショップでは見かけないなんて事がない程、ポピュラーな個体なのです。

基本は単独飼育ですが、ヤッコ類ではない海水魚とでしたら混泳も可能です。

しかし、フレームエンゼルよりも小さな海水魚ですと、あまり混泳はオススメできません。

というのも、フレームエンゼルは攻撃的な性格をしています。

フレームエンゼルよりも大きなサイズの海水魚との混泳ならうまくいくとされています。

フレームエンゼル 飼育 餌

フレームエンゼルの飼育方法について

飼育の難易度としてはあまり高くはありません。

どちらかといえば、飼育のしやすいヤッコとして有名です。

水温は25℃程度がオススメです。

この部分は他の海水魚と変わりません。

しかし、環境の変化には弱いです。

この事からも温度の上下には注意をしてあげてくださいね。

ちなみに、大人のフレームエンゼルの場合は30℃近い水温でも耐える事が可能です。

とはいえ「耐える」事が可能なのです。

衰弱の原因となる場合もありますし、水温は一定を保ってあげてください。

水温を一定に保つにはクーラー、ヒーターの設置がオススメです。

クーラーといっても、冷却だけが目的ではない商品もたくさんあります。

水温を一定に保ってくれるような造りになっているのです。

水槽の大きさは、30㎝水槽でも飼育は可能です。

しかし、45㎝水槽くらいでの飼育が一番オススメです。

というのも、狭い水槽はフレームエンゼルにストレスを与えかねません。

混泳をさせる場合はもっと大きな水槽を用意してあげてください。

小さな水槽の中では喧嘩をする危険性が高まります。

60㎝水槽をオススメしています。

ちなみに、混泳はクマノミや大きめのハギがオススメで、同種混泳は避けた方が無難です。

特に初心者の方ですと難しいかもしれません。

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フレームエンゼルの餌は?

餌は、水槽へ導入したばかりの頃はあまり食べない場合もあります。

その場合は、ブラインシュリンプなどがオススメです。

冷凍のブラインシュリンプを人工餌に混ぜてあげるのです。

そうすると、食べてくれる可能性が高くなります。

ただ、基本的には人工餌料への餌付きも良いのがフレームエンゼルの特徴です。

そこが初心者向きと言われる理由でもあるのですね。

ちなみに、初心者向きかどうかは個人の見解により変わります。

まとめ

フレームエンゼルは、とても綺麗ですし可愛らしい目をしているので、観賞をするのにはすごく向いている海水魚ではないかと思います。

しかし、初心者の方にとっては飼育がしやすいとは言いづらい部分もあるようです。

これは全ての海水魚に対して言える事かもしれませんが、よく生態を調べてからの飼育をオススメします。

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