ドジョウは主にアジアの淡水域に広く分布し、日本国内でも生息しています。

ドジョウは気圧の変化に敏感で、海外ではお天気予想ができる魚とも言われています。

ドジョウの飼育をすれば、ちょっとしたお天気予想ができるというオマケの楽しみ方もできるかもしれません。

ヒゲがちょろりと生えている愛嬌のある顔もなかなか可愛いですね。

今回は淡水魚ドジョウの飼育方法と、そのコツについて調べてみました。

それではみていきたいと思います。

ドジョウ 淡水 飼育

淡水の魚「ドジョウ」の飼育について

まずドジョウの生態について触れてみます。

ドジョウは川や用水路、湖や水田でも姿を目にしますよね。

主に泥性の水底を好み、水底の方にいて昼間はじっとしています。

また頭から下は泥の中に隠していることも多いです。

飼育に向いているのは泥性の砂とも言えますが、フィルダーが詰まるなどトラブルの原因にもなるようです。

泥以外だと、目の細かい川砂なども向いています。

雑食性で昆虫の幼虫から藻類まで、動物性の餌も植物性の餌も両方を口にします。

そのためエサは何でも食べるようですが、底の方にいることが多いので、ドジョウ専用の沈下性飼料を与えるのがベストでしょう。

またドジョウは気圧の変化以外でも、水質や環境の変化にも敏感で神経質な面もあるようです。

そのため水槽のケア時は、水質、水温の急激な変化には注意したいです。

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ドジョウは夜行性で夜になると案外活発に動き回るので、飼育水槽には絶対フタが必要です。

また水位もフタに近すぎないように、さらに万が一水からジャンプしても隙間から出てしまわないように気を付けます。

水槽のサイズはドジョウの種類にもよりますが、大きな種類では体長20㎝ほどにもなるので、水槽もそれに合わせて用意します。

またドジョウは単独飼育よりも群れでの飼育が良く、隠れ家となるための流木なども入れてあげると良いようです。

冬の間は水温が下がりがちになりますが、10℃を下回ると砂に潜って冬眠に入ってしまうこともありますので、リスクの大きな冬眠をさせない場合には、真冬でも水温を20℃くらいに保ってあげるようにしてあげたいですね。

ドジョウの飼育水は汚れやすいのですが、なるべく急激な変化を抑えながら綺麗な状態を保つよう気を付けてあげるなど、良い環境下で飼育をすると10年以上も長生きすることがあるそうですよ。

まとめ

淡水魚ドジョウの飼育について、少しご紹介させていただきました。

どの種類を飼育するか決まれば、具体的な条件も変わってくるでしょう。

大切に飼育すればかなり長い間生きてくれる魚ですので、可愛らしいお友達となってくれることでしょう。

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