ハゼに似た姿かたちのカマツカ。
実は鯉の仲間ですが、餌を食べる姿が可愛いと今、人気急上昇中の魚なのですよ。
そんなカマツカを育てて見ようと稚魚を購入した場合は何を与えて育てればいいのでしょうか？
少し調べてみましょう。
カマツカの稚魚！餌は？
カマツカは岩手、山形以南の本州、四国、九州の河川の中流、下流域の水の綺麗な所に住む在来種の川魚です。
繁殖期は春から初夏にかけてです。
地方によって若干のずれがあります。
産卵から孵化までは約６日です。
カマツカは体長４cmまでの大きさを稚魚と呼ぶようです。
自然界の稚魚は藻類や小型の水中昆虫を食べて育ちますので、飼育下でも同じ様な餌を与えていれば大丈夫かと思われます。
水槽では底砂を敷いて餌は沈下性のものが良いでしょう。
底砂はカマツカが砂に潜れる様な柔らかい砂を選びましょう。
田砂がお勧めです。
カマツカの稚魚に人工飼料を与える場合はなるべく細かいものを与える方が良いのではないでしょうか。
メダカの餌や稚魚用の餌など色々販売されているので試してみてください。
カマツカの稚魚は小さいため、ある程度の大きさになるまでカマツカの稚魚だけの水槽で育てた方が良いと思います。
カマツカは性格がおとなしく臆病なため他の魚と一緒に育てると突かれたり、食べられてしまう可能性があるからです。
ある程度の大きさになったら混泳水槽に移してあげれば水槽のお掃除屋さんとして大活躍します。
成長すると２０cmの大きさになるので大きな水槽に移してあげてくださいね。
まとめ
カマツカの産卵や稚魚の食性については、はっきり言ってまだまだはっきりした事はわかっていません。
水槽での繁殖例もあまりみかけませんので、稚魚を育てるなら水槽下で繁殖させるよりは自然界で稚魚を捕まえて来る方が簡単かもしれません。
餌はメダカの餌や稚魚用の餌などカマツカは雑食性なのでなんでも食べてくれると思います。
色々試してみてよく食べる物を見つけてくださいね。
上手く稚魚を捕まえられればカマツカの寿命は最大４年半ですので、長く飼育できるでしょう。
水槽のお手入れや餌やりを欠かさず上手に飼育してあげればカマツカは愛嬌のある姿をあなたの前で見させてくれるでしょう。
