地球に生息する魚類は約25000種類~30000種類と言われている。

また、その生息域は極域から熱帯まで様々である。

魚類にとっての環境温度、つまり水温は魚たちの身体にどのような影響を及ぼすのだろうか。

まず魚類は変温動物であり我々人類と違って自分たちで体温を調節できない、また水温が1℃変わると気温では約5℃に相当すると言われている。

恒温動物である人間でさえ気温が5℃違えば体調も変化してしまうことからも、魚類にとっての水温は、なおさら体調に影響してくることが考えられる。

さらに急激な水温の変化は適水温の範囲内であっても魚にストレスを与えてしまう可能性がある。

アユカケ 飼育 水温

アユカケの生息域から飼育に最適な水温とは?

アユカケの生息域は日本海側の秋田県よりも南、太平洋側の神奈川県よりも南の日本各地に分布していて河川の中流域が主な生息区域だが、下流域や河口にも生息する。

このことからアユカケの適温は10℃~22℃であると考えられる。

また生存できるギリギリの限界水温は、24℃~28℃であるとされている。

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アユカケを家で飼育する場合には冷却ファンの購入やヒーターの購入が必要になってくるだろう。

アユカケを川などから捕まえてくるにも、ショップなどで購入するにしても持ち歩きの時間にも注意を魚に負担をかけないように家に持ち帰り、水槽などの準備をした状態にしておくことがベストである。

まとめ

アユカケを飼育するために最適な水温については、この魚の生活環境に合わせて10℃~22℃であるが、急激な温度変化はどんな魚にとってもストレスであり適水温であっても弱ってしまうことがある。

今回アユカケの飼育に最適な水温について考えてきたが、飼育には水温だけでなく餌や水質など様々な問題がともなってくるので、道具を使ったり工夫をして最適な環境を作るべきだ。

そして魚種によっても最適な水温、餌、水槽の大きさなど挙げていくとキリがないが、その魚が生活していた地域や気候を調べていく事で魚について深く知ることが出来るだけでなく最適な環境も見つけていくことが出来るようになる。

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