ビーシュリンプの飼育に欠かせないといわれるソイルは、水槽内の底土として使用して水質の保持や栄養補給の目的で水槽内の底土として使用するのですが、どのくらいの厚さを敷くのが一番効果的なのでしょうか?

また、ビーシュリンプの飼育に適したオススメのソイルや使用法などについてもご紹介します。

ビーシュリンプ ソイル 厚さ おすすめ

ビーシュリンプの飼育に使うソイルのおすすめは!?

ソイルには効果により『栄養系ソイル』『吸着系ソイル』の2つに分けられますので、使用目的に応じて選ぶといいでしょう。

『栄養系ソイル』はビーシュリンプの健やかな発育に効果があり、繁殖を考えている方にはオススメです。

デメリットとしては、水槽の立ち上げ時に栄養系ソイルから有害なアンモニアが溶け出すため、それを落ち着かせるのに1ヶ月から3ヶ月かかることがあるそうです。

特に小さい水槽の場合は水質がコントロールされるまでの時間が長くなりますので注意が必要ですね。

一方『吸着系ソイル』はアンモニアなどの有害物質や不純物を吸着する効果がありますので、栄養系ソイルと組み合わせることで早く効果的に飼育水を安定した状態にすることができるでしょう。

水の透明度も高まりますので、ビーシュリンプの観賞を楽しむという面でも重宝するソイルといえますね。

またソイルには様々な粒の大きさのものが販売されていますが、ビーシュリンプの細長い脚でも歩きやすいよう、粒の細かいソイルを選ぶのがいいでしょう。

使用期間としては、栄養系は立ち上がりには時間がかかりますが、その後は安定しており1年を目安に交換をすればいいそうです。

吸着性はすぐに使用できて扱いやすいですが、飼育水の様子を見ながら早めの交換などが必要になるソイルなのだということです。

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ビーシュリンプの飼育にオススメのソイルを敷く厚さは!?

基本の厚さを3~4㎝と考え、そこから飼育環境に応じて変動させるといいでしょう。

例えば水草を植えたりや底面フィルターなどを置くのであれば少し厚めに、まずは小規模で最低限の設備で始めるのなら1~2㎜程度の薄敷きにしてもかまわないようです。

ソイルを沢山入れたからといって効果が増大するわけでもないので、無駄にならない使用を心掛けることも必要になりますね。

逆に厚すぎると底面の通水性も悪くなり、水槽内の濁りや不純物が増える心配もありますので、ソイルを効果的に長く使用するためにも適度な厚さの見極めが大切といえそうですね。

それぞれのソイルの特性を考えると、栄養系ソイルの立ち上げ時は薄敷き、吸着性ソイルの場合は少し厚敷きにすると、水槽内の環境が早く安定するということになりそうです。

まとめ

ビーシュリンプの飼育に使うソイルには、効果により栄養系と吸着系という2つの種類がありますので、目的や飼育環境にあわせて使い分けるのがいいですね。

これらを両方使用することでそれぞれのデメリットを補うこともできますので、飼育状況を観察しながらオリジナルの方法を作り出すのもいいでしょう。

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