スジエビは抱卵後、ゾエアと呼ばれる形態まで育つと母エビが放出します。
この時はまだエビの形はしていません。
一般的にゾエアと呼ばれています。
このゾエアはどのように成長するのか?
またその大きさは何cmぐらいなのか知りたいですよね。
気になるこの点についてお伝えしましょう。
スジエビのゾエア!その成長とは?
スジエビのメスはお腹に抱卵します。
お腹の中で日々成長し、ノープリウス期になり、ゾエアと呼ばれる形態に達すると母エビはゾエアを放出します。
この時はまだエビの形をしていません。
プランクトンのようなものです。
5回ほど脱皮した後、体調が9㎜ぐらいになるまでフワリフワリと浮遊生活をします。
スジエビのゾエア幼生!その大きさは?
スジエビの成体もオスが35㎜、メスが55㎜とかなり小さいものですが、スジエビのゾエア幼生はどれぐらいの大きさなのでしょうか?
調べてみました。
ゾエア幼生誕生当時の大きさは2㎜ぐらいの大きさのプランクトンで色は半透明です。
とても小さいので目でやっと確認できるぐらいの大きさです。
場合によっては顕微鏡で見た方が解り易いぐらいです。
ゾエア幼生は、ゾエア・浮遊生活から底生生活への移行期にあたるメガロパ稚エビと成長していきます。
ゾエアの命を守り成体にするためにはどうしたら?
ゾエアが誕生したら親と隔離しましょう。
スジエビは肉食でしかも大食漢です。
食べられてしまう可能性があります。
また、他の魚の餌になる事があります。
スジエビは混泳は出来ないと思っていた方が良さそうですね。
スジエビを魚の餌として飼う場合も、観賞用として飼う場合も出来るだけ混浴させることは止めてスジエビだけを飼うことが好ましいです。
まとめ
スジエビのゾエア幼生は2㎜ぐらいで目でやっと確認出来る程度の大きさだと解りました。
成体になっても3cm~5㎝ととても小さいエビです。
他の魚に捕食されたり、共喰いをされないように日頃から目配りをしましょう。
- ゾエアになったら親に食べられないように親を隔離する
- ゾエアだけを飼育する(ほかの魚との混浴は避ける)
以上の事をふまえて、アクアリウムを楽しんで下さい。