ヤマトヌマエビは脱皮を繰り返して成長をしていく甲殻類の一種とされています。
アクアリウムのタンクメイトとして飼育されることが多く、寿命は2~4年程度と言われています。
水質悪化などの環境の変化にとても敏感で、少し弱いイメージを持っている方も多いようですが、足を失った手しても、脱皮のときに再生するといった強固な一面も持っているようです。
そんなヤマトヌマエビの脱皮について調べてみました。
ヤマトヌマエビの足は何度でも再生する!?
ヤマトヌマエビを含む甲殻類の仲間は、脱皮を繰り返して成長していくと言われています。
幾つかの種類は失った足を脱皮のときに再生することがあるようです。
ヤマトヌマエビも脱皮をすると失った足が再生する種類と言われており、足を丸々一本失ったとしても、1回の脱皮で小さな足が再生して、その後数回脱皮することで完全に再生してしまうと言われています。
ヤマトヌマエビの再生能力は高く、例えば目を失ってしまった場合でも、脱皮を繰り返していくことで、目が完全に再生してしまうようです。
ヤマトヌマエビの脱皮は2~3週間に1回行われ、その時に失った足や目などの器官などがあれば、脱皮時に何度でも再生するようです。
脱皮後の抜け殻は、そのまま放置しておくとヤマトヌマエビや他の魚の餌になるようです。
このような定期的な脱皮のほかに、水質が悪い場合など、環境の変化によっても脱皮をすることがあるようです。
ヤマトヌマエビは水質の変化にとても敏感であるとされ、頻繁に脱皮をしている様子が見られる場合は、エアレーションの不備や水質の変化、水槽近くで虫除けスプレーなどの薬剤をつかっていないか、などを気にするようにすると良いでしょう。
まとめ
ヤマトヌマエビには脱皮による素晴らしい再生機能が備わっていることがわかりました。
しかし、水質やエアー不足などの環境の変化によっても脱皮をすることがわかりました。
足などは再生できるようですが、病などには弱いとされているため、脱皮の間隔が短くなっている場合などは、環境変化に気をつけてあげると良いでしょう。
また、脱皮時に失った足などを再生した場合、エネルギーを大量につかって弱ってしまうことがあるため、サテライトなどに隔離してあげるようにすると良いでしょう。