ヤマトヌマエビの他にもミナミヌマエビやスジエビと淡水に生息するエビがいます。
ヤマトヌマエビとミナミヌマエビは大きさが違い、ミナミヌマエビはやや小さめです。
繁殖ではミナミヌマエビは淡水で生まれ育ちますが、ヤマトヌマエビは産卵は淡水域ですが幼生は海へ出て、成長して遡上してくるといった違いもあります。
ここではヤマトヌマエビの脱皮の理由や前兆、色についてご紹介しましょう。
ヤマトヌマエビが脱皮した!?その理由は?
ヤマトヌマエビが脱皮する理由として、エビには外骨格というものがあります。
これはいわゆる外側の殻になる部分なのですが、臓器が大きくなるにつれて殻を脱ぎ、また大きくなります。
幼生期には2日ごとに、成体では1ヶ月ごとのペースで脱皮していきます。
水槽内で脱皮しても、殻はそのまま放置しておけばヤマトヌマエビが食べてくれます。
脱皮後の殻は柔らかいですから混泳させていると他の魚に狙われますから注意しましょう。
ヤマトヌマエビの脱皮の前兆と色は?
ヤマトヌマエビの脱皮の前兆は殻の色が白くなりますから、わかりやすいと思います。
何度も何度も脱皮を繰り返しますから、良く観察してみましょう。
他の前兆としては、脱皮する前にはエサをあまり食べません。
ちなみにメスのヤマトヌマエビは卵を持っているときは脱皮はしません。
脱皮の最中に手のハサミが取れてしまっても、その後脱皮を繰り返すことで少しずつ元に戻ることが出来ます。
成長の途中だけでなく、水質が悪化しているときにも脱皮することがあるようですから、水質の確認を怠らないようにしましょう。
まとめ
このようにヤマトヌマエビの脱皮の理由や、前兆や色についておわかりいただけたことでしょう。
脱皮については毎日観察することで前兆などの変化を知ることが出来ます。
成長途上の最中だけでなく、水質の悪化しているときにも脱皮しますから、ストレスのない環境を整えてあげることも大切です。