ヤマトヌマエビのメスのお腹が白い場合、殆どの場合は産卵間近だと考えても問題ないでしょう。
ヤマトヌマエビは卵を産むとお腹に卵を抱えて、孵化するまでずっと抱卵しているとされています。
ヤマトヌマエビは汽水域で産卵するとされており、飼育環境が淡水の場合は、産卵とは違う原因だと言われています。
ヤマトヌマエビのお腹が白くなる状態について、調べてみました。
ヤマトヌマエビのお腹が白いのは卵を産んだから?!
ヤマトヌマエビの繁殖活動は汽水域で行われるとされています。
汽水とは海水と淡水が交わるエリアの海水60~80%程度の水だとされており、飼育水を汽水の状態にしてオスとメスを一緒に入れておくと、飼育下でも繁殖活動を行うようです。
メスは一度に数百個の卵を産むとされ、孵化するまで大事にお腹に抱えて過ごすようです。
孵化が始まると、ゾエアと呼ばれる小さな幼生が一気に放出されるようです。
ゾエア幼生は、成体のヤマトヌマエビとは別々で飼育したほうが良いとされているので、親エビが放出する前に、別の水槽などに隔離しておくことをオススメします。
淡水で飼育していて、お腹が白くなった場合や、オスのお腹が白くなっている場合は産卵ではないと言えるでしょう。
ヤマトヌマエビは透明な体をしているため、白いコケやエサなどを大量に食べた場合、食べた内容物が透けてお腹が白く見えることがあるようです。
病気では無いため、それほど気にすることはないとされています。
まとめ
ヤマトヌマエビのお腹が白い場合は、産卵を疑ったほうが良いようです。
一般的にヤマトヌマエビの繁殖は、なかなか難しいと言われており、飼育下で抱卵しているメスを見つけたら、それは幸運だと言えるかもしれません。
ヤマトヌマエビのメスが抱卵、つまりお腹が白くなってから数日でゾエア幼生を放出すると言われていますので、見つけたらすぐに産卵準備を行ったほうが良いでしょう。
極稀に、淡水でも抱卵している場合があるようなので、その場合は汽水の水槽に隔離してあげると良いでしょう。