ドジョウはそこ物と言われ、水の下の方で暮らしていることがほとんどです。

そのドジョウの体が浮いてしまって、横たわっていたりお腹を上にして浮いている場合には、転覆病の可能性があります。

ドジョウが転覆病になってしまった時の治療法について紹介していきます。

ドジョウ 転覆病 治療

ドジョウの転覆病の原因

ドジョウの上半身が浮いている、浮いて横たわっている、お腹を上にして浮いているという場合には転覆病の可能性があります。

刺激を与えると泳いで水の底に戻ろうとする事がありますが、すぐに浮いてきてしまいます。

水の底で暮らしているドジョウが転覆病にかかってしまうと治りにくいようです。

転覆病にかかってしまう原因は、餌の与え過ぎや古い餌を与えている、消化しにくい餌を与えたということ原因のようです。

その他に、餌を与えた後に水槽の水を換えたことにより、急激に水温低下がったという場合にも転覆病を起こすことがあります。

ドジョウは雑食性のうえに大食いです。

食べ過ぎて消化不良を起こすと転覆が発症しやすくなってしまうようです。

それに加え、水温が低下すると転覆病を起こす確率が上がってくるのです。

ドジョウが転覆病を起こさないようにするためには、餌の選び方や与え方、水温調節をしっかりと行うことが大切になってきます。

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転覆病の治療方法

ドジョウが転覆病にかかってしまった場合には、水槽から取出し別容器で塩水浴を行ないましょう。

水量に対し0.3~0.5%の塩を入れます。

エアレーションは入れておいた方が安心です。

さらに水温が下がるのは良くないので、水温を安定させるためにヒーターを使っていきます。

夏など、水温が高い場合には使う必要はないでしょう。

水温が上げるのは消化不良の予防や、消化を助けるために行ないます。

塩水浴を行っている間は餌を与えないようにしましょう。

この状態で3~5日くらい様子を見ます。

普通に泳ぎ始めたら治療は終了となります。

まとめ

ドジョウの上半身が浮いている、浮いて横たわっていたりお腹を上にして浮いている場合には転覆病の可能性があります。

水槽から取出し別容器に隔離し、塩水浴や薬を使った治療の薬浴を行うことをオススメします。

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