ドジョウを飼育している場合、尻尾やヒレの部分が白くなっていることがあります。
尻尾やヒレが白くなってしまう原因にはどのようなことがあるのでしょか。
このようなことが起こらないようにするためにはどのような対策方法があるのかを紹介していきます。
ドジョウの尻尾やヒレが白くなった原因は!?
ドジョウを飼っていて、尻尾やヒレにカビが生えたように白くなってしまう事があります。
尻尾やヒレが白くなっていることに気付いた場合には、水カビや白点病の可能性があるので水槽から取出し別容器で様子を見るか薬浴を行うことが大切になってきます。
そのまま放置しておくと他のドジョウや、一緒に飼っている熱帯魚や金魚などのも感染する可能性があるからです。
水カビの起こる原因とした、急激な水温の変化や環境の変化、水質の悪化が上げられます。
弱っていたり免疫力が落ちているドジョウなどは感染し発症しやすくなります。
尻尾やヒレだけでなく身体全体にも増え、エラにできてしまうと呼吸ができなくなり亡くなってしまう事があるので、気づいた時には早めの対処を行ないましょう。
白点病の場合には、白点が尻尾やヒレだけでなく体のあちこちにできることがあります。
この場合、繊毛虫の一種が寄生することでおこり、痒がって砂利や壁などに擦りつけていることがあるのでよく観察しておきましょう。
水カビ白点病の他に、尾ぐされ病・ヒレぐされ病と言われる細菌感染もあるようです。
尻尾やヒレの色が薄くなったり白くなる場合もあり、進行すると尻尾やヒレがなくなってしまう事があるので注意しておきましょう。
対策方法
ドジョウの尻尾やヒレが白くなっていることに気付いた場合には、別容器に隔離し塩水浴をさせると良いでしょう。
水に対し0.3~0.5%の塩を入れ2~3日程度暗いところで安静にさせておきます。
ドジョウが病気などにかからないようにするには、初めて水槽に入れる場合環境の変化によりストレスを受ける可能性があります。
そうすると病気のかかりやすくなるので、買ってきてすぐに水槽に入れるのではなく、別容器でしばらく様子を見たり、水槽の水温に慣らしたりした後、水槽に入れるようにしましょう。
また、水槽の水質が悪い場合にも病気になってしまう事があるので、水槽内の水をきれいにそておくことを心掛けておきましょう。
まとめ
ドジョウの尻尾やヒレが白くなっている場合には、病気にかかっている可能性があります。
放っておくと悪化して亡くなってしまう可能性があります。
ドジョウにストレスを与えない、水槽内の水やフィルターなどをきれいにしておくことが大切になってきます。