タナゴは日本固有の魚で、生息地は種類によって違いますが、ほとんどのタナゴは湖や池、河川の下流の水の流れがほとんどないところに生息しています。

また淡水魚のため水質がきれいでないところでも生きていくことができるため飼育は比較的簡単だと言えます。

今回はタナゴの飼育方法と水槽の水流について説明します。

タナゴ 水槽 水流

タナゴの飼育方法

タナゴを飼育する水槽は45cm以上の水槽を準備しましょう。

過密になってしまうとタナゴが弱ってしまうため10匹程度が目安になります。

フィルターは上部式フィルターや外部式フィルターを用意しましょう。

またタナゴのカネヒラという種類は水草を好んで食べるため、カネヒラを飼育する場合、アナカリスやマツモ、カボンバなどの水草を入れましょう。

タナゴの餌の種類は二種類あり、クリーン赤虫という生餌と配合飼料です。

クリーン赤虫は栄養が含まれており、魚を太らせるためには効果的な餌ですが、食べ残しがあると、水質を悪化させてしまうため注意しましょう。

食べ残してしまう場合は餌の量を減らしてあげましょう。

タナゴの水換えは大きさや魚の数によって異なりますが、2週間に一回程度が目安です。

またタナゴの適温は20度前後になります。

30度を超えると弱ってしまいますので、20度前後を保つようにしましょう。

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タナゴの水槽の水流

タナゴは流れの弱い湖や池、河川の下流に生息していることから、基本的にタナゴの水槽には水流は必要ありません。

しかし混泳などで他の魚に水流が必要な場合は注意してください。

水流が強いとタナゴに余分な負荷がかかってしまいます。

床面フィルターなどはエアー圧を弱くし、水流の出口は壁に向けるようにして、水流が強くならないように工夫しましょう。

まとめ

タナゴは水質が悪くても生きていけるため、初心者には飼いやすい魚だといえます。

しかし水質が悪すぎると病気になってしまう可能性があるため、餌の食べ残しには注意してください。

また水流が強いと弱ってしまうこともあるため、水流の出口を水槽の壁に向けるなどをして、水流が発生しないように管理しましょう。

それほど厳密に気を付ける必要はありませんが、水質や水温、水流に気を付けながら飼育を楽しんでください。

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