アロワナがツリガネムシになってしまったらどうすればいいの?
どうしてツリガネムシになってしまったの!?
と疑問に思っている方も多くいらっしゃるかと思います。
今回は、アロワナのツリガネムシについての症状や治療法についてわかりやすくお話ししていけたらな、と思っています。
アロワナのツリガネムシって何!?どんな治療をしたらいいの?
アロワナのツリガネムシとは、またの名をエピスティリス症と呼ばれることもあります。
原因は、細菌感染ではなく、原生動物なのです。
寄生虫のような形をとりますが、アロワナに寄生してアロワナから栄養分を取るのではなく、アロワナに寄生して水中にいるバクテリアを捕食しているのです。
しかし、アロワナに寄生してしまう(ひっついてしまっている状態)では、細菌への感染を招くことになります。
鱗が剥がれそこから細菌感染。
そして、またほかのところにツリガネムシが寄生・・・というようにエンドレス状態になります。
治療もかなり苦戦するのです。
このツリガネムシ、実は水中には必ずいるものであり、完全に排除するのは不可能!
ツリガネムシになってしまったら早急に治療することが大切なのです。
治療方法としては薬剤の散布がいいでしょう。
アロワナのツリガネムシに使う薬はどんなものがある!?
- メチレンブルー
水1トンに対しメチレンブルー2グラムです。
また、効果を高めるためには0.5%の食塩水と併用することで効果があがります。
- マカライトグリーン
水1トン当たりマカライトグリーン0.2グラムです。
強い薬なので心配な方は0.1パーセントでも大丈夫です。
長時間つけておく場合、酸素不足にならないように注意してあげてください。
- 塩水浴
短時間で2パーセントの食塩水につけてあげます。
- ヨードチンキを患部に塗る
いわゆる赤チンを3日続けて塗ります。
なるべく患部だけを塗るように注意してくださいね。
まとめ
こちらのツリガネムシ、実はなかなか完治が難しいのですが、根気強く治療を続けることが大切です。
薬剤を上手に使ってあげてくださいね!