おちゃめな見た目と豊かな表情、くいしんぼうな一面が大人気のミドリフグ。
飼ってみたいと思っている方や、既に飼って可愛がっている方もいらっしゃるでしょう。
そして、可愛がっているミドリフグがもしも病気になってしまった時は不安ですよね。
今回は、ミドリフグの病気のひとつ、エラ病についてご案内します。
ミドリフグのエラ病の症状って?
エラ病とは、ミドリフグの呼吸器官であるエラになにか異常が発生するものです。
エラ病になると水槽の底や隅で動かなくなってしまったり、動きが鈍く遅くなる、エラが閉じていて動かなくなってしまうなどの症状が現れます。
また、ミドリフグは体調が悪くストレスがあるとおなかが黒っぽくなるので、そちらもよく見てみましょう。
ミドリフグがエラ病になる原因は?
ミドリフグがエラ病になってしまう原因は、繊毛虫などの害虫や、細菌などがエラに寄生してしまう事があげられます。
原因となる虫や菌にはいろいろな種類がおりますので、まずは何が原因でエラの調子が悪いのかを見て上げることが大切です。
治療をするには、寄生してしまっている虫や菌に合った薬を使用することが大切です。
魚は水槽の水につかっているので、水槽にお薬を溶かして治療します。
これを薬浴といいます。
エラ病は水温が低すぎたり、水質が不安定な場合でも発生することがありますので、薬に頼らなくても、水換えを行うだけで改善につながることがあります。
慌てずに対処しましょう。
さらに、普段から掃除や水換えなどをきちんと行い、水質をしっかり管理してあげることがミドリフグの病気の予防につながります。
まとめ
いかがでしたか?
今回はミドリフグのエラ病気についてご案内いたしました。
エラ病は細菌が感染して発生する場合がありますから、水の管理をしっかりしてあげることが大切です。
また、エラ病に限らず、異常には早く気付いてあげることが大切ですので、普段から買っているミドリフグのことはよく観察しておきましょう。
短期に発見すると症状も軽く、治療も短期間ですみますので、ミドリフグにかける負担も最小限ですみますよ。