水カビ病は、劉坊などに発生した水カビがコリドラスの体に着生して起こる病の1つです。
これは放置しておくと、段々と症状が悪化し、最悪の事態になってしまいます。
早期発見も大切ですが、すぐに治療も大切です。
その治療が薬浴になります。
その薬浴について今からお話ししていきます。
コリドラスの水カビ病の薬浴の方法
水カビ病の薬浴方法ですが、初期症状の場合は、どのくらい個体が体力あるかどうかですが、水換えで治る事が多いそうですが、水カビ病になったら薬浴を行いピンセットや綿棒で取り除いてあげましょう。
しかし、無理に取ってはいけません。
逆に傷がついてしまい、悪化することもあります。
市販で売られている水カビ病の治療薬と言うものもあります。
「ニューグリーンF」です。
この薬は、5gで50リットルくらいにあたる使用量になります。
なので、あらかじめ、ペットボトルなどで薬液を作っておくと、便利です。
ペットボトルだと、500ccの場合2.5gでつくるといいでしょう。
ちなみに、100ccで5リットルの使用量になります。
上記の方法の場合、初日はこの半分の量で行います。
投薬する時は、5回に分けて投与し、1回投与するごとに20分は空けて行いましょう。
薬浴する場合は、隔離しましょう。
隔離する際、エアレーションとヒーターが必要になります。
隔離する時の水ですが、隔離用の水槽に飼育用の水を半分入れて、その後カルキ抜きをした水を温度が変わらない程度に入れます。
飼育水槽を使って薬浴する場合は、1/3の水を交換しフィルターから活性炭を取り除きます。
コリドラスでも、様々な種類がいますが、種類によって薬浴しても、治らなかったり、ストレスを感じてしまいダメになってしまう種類もいます。
あと、コリラドスは薬に弱いのも特徴です。
他にも、メチレンブルーを塗って薬浴する方法もあります。
このメチレンブルーは、水溶性で薬の中でも弱い薬なので、出来る事ですが、強い薬も同じように扱ってはいけません。
コリラドスの水カビ病の治療は?
水カビ病は、進行が早い病です。
治すには、衛生的な水も必要になってきます。
殺菌力から比較したら、メチレンブルーですが、これは、殺菌力が低く、バクテリアがいなくなることはありません。
殺菌力が弱いという事は、弱い薬という事なので、カビ菌も成長します。
なので、方法として、患部のカビを取り除きます。
ピンセットや綿棒で取り除きますが、無理やり取り除いてはいけません。
皮膚が剥がれてしまったり、傷を新たに付けてしまう可能性もあります。
メチレンブルーは、弱い薬といっても、一気に使うと中毒になってしまう事もあるので、ゆっくりと濃度をあげていきましょう。
皮膚のカビを取る際、オキシドールを浸した綿棒で鱗を覆うように、拭き取ってあげましょう。
これで、結構、付着したカビが取れたと言う方もいらっしゃいます。
それから、メチレンブルーで薬浴をしてあげます。
まとめ
上記、各見出しで、2つの薬浴・治療方法を書きましたが、これが正しい!間違っている!という物は、ないと思います。
そして、人によって、方法は異なってきますし、個体によって、同じ方法でしてもダメな場合もあったりします。
自身で飼っている個体に合わせて、治療をしていきましょう。