プレコは繁殖させやすい種類のプレコを選べば、プレコ飼育初心者の方でも簡単に繁殖させる事ができます。
ではどうすれば上手にプレコを繁殖させる事ができるのでしょうか?
まとめてみました。
プレコを簡単に繁殖させる方法
プレコには数多くの種類がありますが、最も繁殖しやすくプレコ飼育初心者の方にも向いている「ブッシープレコ」がおすすめです。
オスとメスを産卵用水槽で同居させます。
オスとメスの見た目の違いとしては、オスはメスよりも体が大きく、オスは口ひげが多いという所があげられます。
そして、産卵場所と隔離箱を設置すれば繁殖させることができます。
産卵場所は市販されているプレコマンションを繁殖用水槽の中に入れます。
4~5日程度で卵が孵化しますので、稚魚の安全のためにも隔離箱も同時に設置しましょう。
隔離箱は産卵前から水槽につるしておくだけで苔が付着し、後に餌となりますのでぜひ産卵前から産卵用水槽へ入れておくことをおすすめします。
孵化したばかりの稚魚はヨークサックの養分を摂取します。
数日程でヨークサックを摂取し終えますので、その後はプレコ用人工餌をすり潰したものを1日3~4回に分けて与えて下さい。
稚魚のプレコは餌やりの頻度が多いので、水槽内の水質が悪化しやすくなります。
そのため食べ残した餌や糞を早めに取り除いたり、水を換えたりしてきれいな水質を保ちましょう。
稚魚の大きさが2mm程度になったら隔離箱から出して広い産卵用水槽で過ごさせて下さい。
稚魚は水温の違いや水質の違いに弱いので、別の水槽に入れていた産卵箱から違う水槽へ移す場合には注意が必要です。
体長が3cm程まで成長したら、成魚と同じように飼育することができるようになります。
まとめ
今回はプレコを繁殖させる方法についてまとめました。
プレコの種類によっては繁殖せるのがとても難しい種類もありますので、プレコ飼育初心者の方はぜひ今回おすすめした種類のプレコで繁殖を成功させてみてはいかがでしょうか。