飼育が難しいとされているアメフラシですが、難しいといっても水槽で飼育することは全く不可能だというわけではないようなんです。

そんな、アメフラシを飼育し卵を孵化させるにはどのようにすれば良いのでしょう。

そこで、今回はアメフラシの飼育!卵を上手に孵化させる方法についてご紹介したいと思います。

アメフラシ 飼育 卵 孵化

アメフラシの飼育

アメフラシは毒性のある海藻や藻類を食性としていることから捕獲したり食べたりすることは危険だとされている生き物なんです。

また、外敵に対して攻撃するときに出す紫の液体にも毒があることから扱うには注意が必要だといわれているんです。

そんなアメフラシですが、水槽で飼育することが全くの不可能であることはないようです。

アメフラシを飼育するときの注意点は?

アメフラシの水槽飼育は困難だといわれています。

アメフラシを飼育するときに準備する物は繫殖を考えるのなら大き目の水槽と底砂、そしてアメフラシが登り降りをする岩の役目をするライブロック、そして、水温調整をするためのクーラーや冷却器、ヒーターなどは必要だといわれています。

アメフラシを飼育するために気をつけたいのが水質なんです。

水質は海水がおススメだといわれていますが、ショップなどで販売されている海水をつくる薬剤を使っても良いようですが、なるべく本当の海水を入れてあげる方が安定するといわれています。

餌は?

アメフラシは良く食べる生物だといわれています。

アメフラシは植物性のものを好んで食べるため、餌は主に海藻類や藻などで、飼育する場合は緑藻やワカメ、アオサなどを与えると良いと言われています。

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アメフラシ卵の孵化

アメフラシの卵を孵化させるためには、オスとメスの交配が必要となり、アメフラシは雄雌同体の生物であるといわれています。

雄雌同体とは、ひとつの体で雄と雌の生殖器官の両方を持っているといわれているんです。

例えば、頭の部分に雄の生殖器官があり、背中の部分に雌の生殖器官があるというような仕組みになっているといわれています。

一つの体に両方の生殖器官をもつ生物はミミズなども同じ仕組みだといわれていて、両方の生殖器官を持つ個体の場合はひとつの体の中で何度も交配が繰り返され卵を産むことになるようです。

このように何度も交配を繰り返されるのは、春先から夏にかけて繰り返し行われ交配が成功するとめでたく卵の孵化に繋がっていくといわれているようです。

1匹のアメフラシから生まれる卵は数万個ともいわれており、アメフラシの卵は海素麺といわれるように長い黄色い麺のような形状で、この海素麺は特定の地域の郷土料理として昔から食べられていたようです。

卵は約2週間くらいで孵化するといわれています。

まとめ

アメフラシの飼育!卵を上手に孵化させる方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

アメフラシの飼育は難しく困難だといわれていますが、水槽で飼育することは水質管理をしっかりおこなえば可能なんです。

卵の孵化には2週間ほどかかり海素麺と呼ばれる長い麺状の黄色い卵が産まれるようです。

変わった形状になっているため、卵を孵化させることも良いかもしれませんね。

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